ホームクラフトアルケミストの異世界素材録 〜スローライフから始まる概念破壊の銀河群像劇〜ep.318 ホワイト(風)広告と、選別のアルコール
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ep.318 ホワイト(風)広告と、選別のアルコール

「にゃうにゃ!たくさん人が来たのです!みんなキラキラしてるのです!」 モニター越しに、ギルド『NUC』の門前に並ぶ純粋な若者たちを見て、咲姫がはしゃぐ。アリシアが銀河中にバラ撒いた「未経験歓迎!アットホームな職場で銀河を救おう!(※最新装備貸与)」というキラキラ広告に釣られた若者たちだ。

 だが、その門をくぐった先にあるのは、果林の座る「絶望の受付」だった。「...次。あんた、酒は?ない?はい、裏山の『無限ゴブリン掃除(時給300エトス)』決定。
...次。おっ、いい銘柄じゃない。...くいっと」果林が差し入れの酒を「くいっと」煽り、気だるげに書類を投げる。
「酒を持ってきた奴には『村を襲う弱い怪獣を、絶妙なタイミングで追い払う』クエストをあげるわ。時給は1,500エトス。...良かったわね、エリートコースよ」

 さらにこのギルドには、ギルマス咲姫の「わがまま基準」をクリアした者だけが挑める特選クエストが存在した。「...1段階目クリアで時給2,400、2段階目で5,000。3段階目まで行けば時給22,000エトスよ。...ま、死にたくなければ酒でも飲んで夢見てなさい」

 その横を、ボロボロの鎧を着た一人の男が通り抜ける。
「...無限ゴブリン、1万体処理終わりました。次をください。24時間戦えます。時給300エトス?...なんてホワイトな職場なんだ...」
わんわんが「さくっと」用意した地獄の訓練を、元・極限社畜の騎士は「準備運動」としてこなし、周囲を戦慄させる。

 一方、魔法で作られた敵の拠点『暗黒要塞』では、急遽「悪の親玉」として呼び出された猫二がふんぞり返っていた。
「いいかお前ら、もっと効率悪く攻めるニャ!ヒーローが変身してる間は待つ!必殺技のチャージ中も待つ!全員でかからず、一人ずつ順番にやられるのが『悪の美学』ニャ!」

 怪獣の指揮官たちは、猫二の無茶苦茶な「非効率命令」に、怪獣用胃薬(強烈な苦味)を飲みながら「...御意」と震える声で答えるしかなかった。


【進捗状況2/12】
・咲姫:
モニターで「苦労するヒーロー候補」を眺めながら、新しい「無茶な縛り」を考案中。
・うさちぁん:
受付の横で、果林への「差し入れ用のお酒」を定価の5倍で売り捌く。
・サヤ:
「ささっと」給与計算を行い、天引きされる「空気使用料」や「装備レンタル料」を算出。
・アリシア:
「さらっと」時給22,000エトスのクエストに「生存率0.01%」という注釈を書き加える。
・わんわん:
「さくっと」社畜騎士のために、さらに過酷な「24時間不眠不休クエスト」を掘削。
・果林:
「くいっと」酒の質でヒーローのランクを決める、銀河一不機嫌な受付嬢。
・猫二:
悪の親玉として就任。「もっとヒーローを輝かせるニャ!」と、怪獣たちに無意味なダンスの練習を強いる。
あとがきモカルドルラテ
ギルドクエストはブラック労働に似てるって思ったのはいつだったかな? 悪はわざわざヒーローの変身シーンを待ってたり・・非効率だなぁとか思ってました。それがいい!というのも分かります。 なので、常識を破壊する咲姫の美学に従って、普通ではない物語を書いてみました。
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クラフトアルケミストの異世界素材録 〜スローライフから始まる概念破壊の銀河群像劇〜作者:モカルドルラテ
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 だが、その門をくぐった先にあるのは、果林の座る「絶望の受付」だった。「...次。あんた、酒は?ない?はい、裏山の『無限ゴブリン掃除(時給300エトス)』決定。
...次。おっ、いい銘柄じゃない。...くいっと」果林が差し入れの酒を「くいっと」煽り、気だるげに書類を投げる。
「酒を持ってきた奴には『村を襲う弱い怪獣を、絶妙なタイミングで追い払う』クエストをあげるわ。時給は1,500エトス。...良かったわね、エリートコースよ」

 さらにこのギルドには、ギルマス咲姫の「わがまま基準」をクリアした者だけが挑める特選クエストが存在した。「...1段階目クリアで時給2,400、2段階目で5,000。3段階目まで行けば時給22,000エトスよ。...ま、死にたくなければ酒でも飲んで夢見てなさい」

 その横を、ボロボロの鎧を着た一人の男が通り抜ける。
「...無限ゴブリン、1万体処理終わりました。次をください。24時間戦えます。時給300エトス?...なんてホワイトな職場なんだ...」
わんわんが「さくっと」用意した地獄の訓練を、元・極限社畜の騎士は「準備運動」としてこなし、周囲を戦慄させる。

 一方、魔法で作られた敵の拠点『暗黒要塞』では、急遽「悪の親玉」として呼び出された猫二がふんぞり返っていた。
「いいかお前ら、もっと効率悪く攻めるニャ!ヒーローが変身してる間は待つ!必殺技のチャージ中も待つ!全員でかからず、一人ずつ順番にやられるのが『悪の美学』ニャ!」

 怪獣の指揮官たちは、猫二の無茶苦茶な「非効率命令」に、怪獣用胃薬(強烈な苦味)を飲みながら「...御意」と震える声で答えるしかなかった。


【進捗状況2/12】
・咲姫:
モニターで「苦労するヒーロー候補」を眺めながら、新しい「無茶な縛り」を考案中。
・うさちぁん:
受付の横で、果林への「差し入れ用のお酒」を定価の5倍で売り捌く。
・サヤ:
「ささっと」給与計算を行い、天引きされる「空気使用料」や「装備レンタル料」を算出。
・アリシア:
「さらっと」時給22,000エトスのクエストに「生存率0.01%」という注釈を書き加える。
・わんわん:
「さくっと」社畜騎士のために、さらに過酷な「24時間不眠不休クエスト」を掘削。
・果林:
「くいっと」酒の質でヒーローのランクを決める、銀河一不機嫌な受付嬢。
・猫二:
悪の親玉として就任。「もっとヒーローを輝かせるニャ!」と、怪獣たちに無意味なダンスの練習を強いる。
あとがきモカルドルラテ
ギルドクエストはブラック労働に似てるって思ったのはいつだったかな? 悪はわざわざヒーローの変身シーンを待ってたり・・非効率だなぁとか思ってました。それがいい!というのも分かります。 なので、常識を破壊する咲姫の美学に従って、普通ではない物語を書いてみました。
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