ep.242 究極の熟成倉庫と、おつまみ我慢大会!
世界樹の箸で食べる食事は格別でしたが、咲姫の飽くなき食欲は次なるターゲットを見定めていました。 「お腹はいっぱいでも、お口が寂しいのです! うさちぁんが持ってるお酒に合う、一生噛んでいられるような『おつまみ』が必要なのです!」
【咲姫の暴走:ハイブリッド・熟成タワー】
二層構造の「究極倉庫」: 咲姫はガラムに命じ、地下の冷気と地熱の温蔵庫を縦に連結させました。
下半分(地熱ゾーン):常に50~60度。肉のタンパク質をゆっくり分解し、旨味を凝縮させる。
上半分(氷結ゾーン):常にマイナス温度。熟成したものを瞬時に引き締め、鮮度を保つ。 この温度差が生み出す空気の対流を利用し、世界樹のしずくで味付けした肉を干すことで、たった一晩で数年熟成させたような「聖なるジャーキー」が完成しました!
世界のお酒大集合: うさちぁんが神気の力で、川の水を様々な種類に変質させました。 「今日はね$301C、黄金色のビールと、燃えるようなウォッカの気分だよぉぉ~♪」 ワイン、ウイスキー、ビール......あらゆるお酒が揃い、市場は巨大なスタンディングバーと化しました。
隣の部屋で「我慢大会」: 「美味しいものを食べるには、スパイス(苦労)が必要なのです!」 熟成倉庫の余剰エネルギーを隣の部屋へ流し込み、「灼熱地獄」と「極寒地獄」を数秒おきに入れ替える我慢大会会場を開設。 「ここで10分耐えたら、熟成ジャーキーとキンキンのビールが無料なのです!」 という咲姫の煽りに、筋肉自慢の騎士たちが「うおおお!」と挑んでは、数分後に真っ白(あるいは真っ赤)な顔でおつまみに飛びついていました。
「ふふん、苦労した後のジャーキーは、世界樹の根っこより美味しいはずなのです!」 うさちぁんも我慢大会の審判をしながら、どさくさに紛れてジャーキーを一番食べていました。