ep.241 世界樹の剪定と、最高級の「聖なる割り箸」
世界樹を食べてしまった翌朝。エトスフェリアの中央ドームは、一晩でさらに伸びた世界樹の枝によって、あちこちの屋根が持ち上げられるという事態に陥っていました。
「咲姫様! このままでは市場が押しつぶされます! 伝説の素材は成長が早すぎます!」 慌てるレンに対し、咲姫はすでに世界樹の皮で作った「最強エプロン(耐火・耐刃・汚れ知らず)」を装備し、手にはガラム特製の超硬度包丁を握っていました。
「大丈夫なのです! 伸びすぎたなら、美味しく利用すればいいだけなのです!」
【咲姫の暴走:世界樹のインフラ活用】
聖なる剪定と「武器のような箸」: 咲姫は空中スノーボードで枝を飛び回り、絶妙な角度で枝をカット。ガラムの工場で削り出されたのは、世界樹の香りが微かに残る「聖なる割り箸」でした。 「この箸、丈夫すぎて岩を砕けるのです! どんなに固いお肉でも、これならつまめるのです!」
聖女のシリアルナンバー刻印: 「これは御神体の一部! 粗末に扱うことは許しません!」 パン作り教の聖女が、一本一本の箸に「第一世代・世界樹箸」とシリアルナンバーを刻印し始めました。ただの箸が、持つだけで徳が積める「聖遺物」として住民に配布されます。
うさちぁんの「安眠ウッドチップ」: 削りカスをうさちぁんが袋に詰め込みました。 「この木の匂い、お酒に合うんだよぉぉ~♪」 うさちぁんはその削りカスを枕にして爆睡。その吐息(アルコール)を吸った世界樹のチップが、さらに芳醇な香りを放ち、市場全体が「いい気分になれるアロマ」で包まれました。
「ふふん、ただ生えているだけじゃもったいないのです。世界樹さんも、みんなの生活を支えて満足そうなのです!」