ep.388 逆鱗のビルと、信者たちの砂浜
新スタッフたちの社宅(兼セット)もお披露目完了! 断崖、空中、急流...どれを取っても「寝るためだけ」にしてはハードすぎる環境です。 100枚で単位が上がる NkQの仕組みにおいて、彼らが自分の給料(天引き後)を拝める日は来るのでしょうか。
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――――――――――――――――――――――――― エピソード408開始 ―――――――――――――――――――――――――
【エピソードタイトル】
ep.388 逆鱗のビルと、信者たちの砂浜
【本文】
「にゃうにゃあ!続いては現場を支えるガテンな力自慢と、敬虔なる労働力(信者)たちの住処なのです!常識を破壊する極限の配置で、彼らのやる気をTRANSFORMさせるのですー!!」
咲姫が次に指し示したのは、湖底に沈む騎士の中華ドームへと続く、長い長い水中連絡通路だった。
「...さらっと。騎士様の同僚、ガテン系怪獣の皆様の社宅『コンクリート・ジャングル・トンネル』を公開します。
構造:水中通路の内部に、地上から持ってきたような“普通のオフィスビル”を無理やり横倒しにして連結。
立地:水圧と中華ドームの逆重力が入り混じる、最もカオスな中間地点。
運用:通路兼、寝床。常に騎士一家の移動で騒がしい、眠れないビジネス街」
「ガオォ...(なんだか普通すぎて逆に落ち着かないな...)」ガテン系怪獣たちが、水中を漂う“普通のビル”の窓から外を眺める。水面下の絶景に、無機質なコンクリート。そのシュールな光景こそが咲姫の狙いだった。
一方、島に目を向ければ、白い砂浜が広がっていた。
「...さらっと。芋ネギ教信者の皆様の居住区『サンディ・ワークキャンプ』です。
立地:砂浜の上。近くには森も草原も川もあり、自給自足には最適。
任務:砂浜での野宿を基本としつつ、日中は周辺の開墾、畑仕事、漁に従事していただきます。
配給:自給自足が原則。余剰分はギルドが徴収します」
「おお、芋ネギ神の御加護...!砂の上なら、どこでも寝床!草原を耕し、森を拓き、芋を植えるのです!」信者たちは、砂浜に直に寝転びながらも、周囲の豊かな自然を見て歓喜していた。彼らにとってここは「労働の楽園」に他ならない。
「あはは、敬虔だねぇ~。はい、これ新生活応援セット。『丈夫な鍬(くわ)』さぁ。特別価格で 銅貨200NkQ(文官の給与2/3)さぁ~。パン200個分だけど、信者さんたちの熱意に免じて、ツケ(利息1.5倍)で売ってあげるよぉ~」うさちぁんが、信者たちが自給自足で稼ぐ前から、将来の収穫を担保にえげつない商売を仕掛ける。
「200NkQ!?私の時給3NkQなら、約67時間分...不眠不休で3日働かないと鍬1本買えないじゃないですかー!!」超新人が砂浜で膝をつく横で、総務部長・猫二は信者たちの管理台帳に「徴収率80%」と書き込んでいた。
「にゃうにゃあ!これで布陣は整ったのです!20時の日没までに信者たちは畑を、怪獣たちはビルの補強を終わらせるのですー!!」
「...さらっと。メイドのサヤ様、果林様、そして執事のわんわん様。皆様の社宅は...最後に『最も極まった場所』をご用意しています。覚悟しておいてください」冷徹なアリシアの言葉に、メイド組と執事が一瞬身構えた。
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咲姫(総監修):水中通路に「普通のビル」を置くシュールな演出を強行。
怪獣たち(騎士の同僚):ガテン系の力自慢。水中の中の「普通のオフィスビル」で、重力混乱に耐えながら待機。
信者たち(芋ネギ教):砂浜で野宿しつつ、自給自足のために開墾に励む。鍬1本で200NkQの借金を背負う。
うさちぁん:砂浜にいる信者たちに、生活必需品(鍬や種)を銅貨単位で売りつけ、新経済圏を盤石にする。
超新人:信者と一緒に砂浜で泥にまみれつつ、自分の時給の低さに改めて絶望する。
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