ep.365 崩落のタワーと、魔境の芋ネギちゃんこ
「送(そう)の章」第5回。物理的な衝突の後は、胃袋へのダイレクトアタック! 積み上げた狂気が崩れ去り、その残骸をすべて煮込むという、咲姫流「究極の再利用(グルメ)」回です。
「にゃうにゃあ! 諸行無常なのです! 積み上げたものは崩れるためにある...モグゾーさん、その芸術の最期をカメラに刻むのですー!!」
咲姫の予言通り、超新人の魔力で無理やり補強されていた「芋ネギ・バベルの塔」が、自重とピジョンの衝突に耐えきれず、轟音と共に崩壊を開始した。 「...モグ。崩落もまた、重力への『送り』。...美しい」 悟りを開いたモグゾーが塔の頂上からダイブする中、数十トンの「芋ネギ」が土砂崩れとなってキャンプを襲う!
「どすこぉぉぉぉい!! 逃さねえぞ、これが今日のごっつぁんだ!!」 そこへ飛び込んだのは元力士の雷電。彼は巨大な「土俵(という名の巨大鍋)」を構え、降り注ぐ芋ネギをすべてその強靭な肉体と鍋でキャッチ。同時に騎士が空中でそれらを一閃、超新人が最高鮮度のネギエキスを噴射して鍋へと叩き込んだ。
数時間後。現場に漂うのは、食欲をそそる香りと、脳を麻痺させる毒電波が混ざり合った異様な芳香だった。 「完成なのです! 芋・ネギ・玉ねぎのみで構成された、三位一体の『地獄の芋ネギちゃんこ』! さあ、新スタッフも役者も、連帯責任で食レポを開始するのですー!!」
「...ズズッ。...ほう。芋の甘みを、超新人のネギが殺し...玉葱餡子がすべてを混沌へ導く。まさに、天国への最短ルート。...召天」 餡子熊王が白目を剥きながらも、箸を止めない。隣では、短距離輸送選手権の誇りを捨てて「食の最短輸送」に挑むハヤテが、音速でちゃんこを胃袋へ送り込んでいた。 「...補給、完了。内臓が...燃えている。これは燃料、ではなく、爆薬」
「ひ、ひぃぃ...お芋の天ぷらだと思ったら、中に生ネギが詰まってますぅ...! 噛むたびに涙が出て、味覚が...家出しましたぁ...」 追加の「芋ネギ天ぷら」を口にしたルネが、案の定、本日10回目の号令的な号泣。その涙を、咲姫は「尊い隠し味なのです!」と逃さず激写する。
「あはは、みんな良い顔してるねぇ~。この『胃袋の焼失』を癒やすには、定価の2万倍の『氷(という名の高純度スピリッツ)』を舐めるしかないよぉ~?」 うさちぁんが、氷の塊(酒)を手に、もがき苦しむモグゾーやピジョンへ営業を開始。
「これなのです...。崩壊の跡地に生まれる、理性を捨てた宴! 青春の汗は、この激辛・激甘ちゃんこの中に昇華されたのですー!!」 咲姫は満足げに、空っぽになった巨大鍋の底で気絶している猫二を、記念写真のセンターに据えた。
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咲姫(総監督):塔の崩壊から炊き出しまでを一本のストーリーに繋げ、奇跡の「食レポ」を収録。
雷電:ちゃんこ100人分を完食。「これぞ力士のスポーツだ」と開眼。
超新人:提供したネギが原因で全員の味覚を破壊したが、本人は「環境に優しい」と自画自賛。
ルネ & ハヤテ:極限の「甘辛痛」を経験。特にハヤテは代謝が上がりすぎて発光し始める。
モグゾー:自分が積み上げた芋を食べ、「次は胃袋の中に積み上げるモグ」と新たな野望を抱く。
猫二:猫缶ボーナスをもらう前に、ちゃんこの湯気で気絶。責任だけは継続。
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