ep.256 月面着陸! 真空管で行く『エトス・ムーン・ラーメン』
自作したお月様「エトス・ムーン」があまりに綺麗に輝くので、咲姫は我慢できなくなりました。 「あんなに美味しそうに光っているのに、見てるだけなんて失礼なのです! あの上で、熱々のラーメンを啜るのが、今の私の夢なのです!」
【咲姫の暴走:ルナ・レールガンと宇宙屋台】
スペース・真空管エレベーター: 咲姫は地上と「エトス・ムーン」を一直線に結ぶ、超長距離の真空管を設置。 「空気抵抗がないから、お月様までたったの3分なのです!」 ガラムの地熱エンジンと、ミナの風魔法ブースターにより、トロッコは垂直に天を突き抜け、宇宙空間へと射出されました。
月面ラーメン屋『かぐや庵』開店: 月の表面に、インペルア術式で保護された「完全気密ドーム」を建設。その中央に鎮座するのは、なぜか提灯をぶら下げた「ラーメン屋」でした。 「具材は、シンプルこそ至高なのです!」
揚げ:地熱でカラッと揚げた、お出汁を吸いまくる黄金の油揚げ。
ネギ:世界樹の麓で育った、シャキシャキの薬味。
わかめ:深海アクア・エクスプレスから直送された、磯の香り溢れる逸品。
なると:魚人たちが丹精込めて巻いた、紅白の「の」の字。
宇宙の無重力麺上げ: 「お湯が飛んでいかないように、水魔法で固定するのです!」 咲姫は魔法でスープを球体状に保持し、そこに麺をダイブさせる独自の「宇宙調理法」を披露。月の上で、地上では不可能なモチモチ食感の麺を完成させました。
【結末:星空を眺めてズズズッ】
インペルア済みの「宇宙対応ワークウェア(最強エプロン)」を着た竜人や住民たちが、次々と月へ到着。 「......信じられない。地球を見下ろしながら、揚げのたっぷり入ったラーメンを啜る日が来るなんて......」 あまりの美味しさと絶景に、屈強な竜人たちも涙を流しながら完食しました。
「ふふん、お月様で食べるラーメンは、世界中のどんな調味料よりも『美味しい』が詰まっているのです!」 うさちぁんは、月の模様を肴に、自分専用の袋から冷酒を取り出し、「お月様で飲むお酒、最高だよぉぉ~♪」と、史上初の宇宙宴会を満喫するのでした。