ホームクラフトアルケミストの異世界素材録 〜スローライフから始まる概念破壊の銀河群像劇〜ep.257 星の海を泳ぐ波動と、宇宙の捕獲ミット
← 前の話目次次の話 →

ep.257 星の海を泳ぐ波動と、宇宙の捕獲ミット

 月面拠点へと降り立った咲姫は、鼻息荒く夜空を横切る「流れ星」を眺めていました。あの輝きは、咲姫の野生の勘によれば「宇宙一濃厚な甘み」を秘めた星の砂糖の塊。しかし、大きな問題が立ち塞がります。真空管の外、宇宙空間には「風」がなかったのです。

「ガーンなのです! 風がないと、せっかくの流星を私のミットに誘導できないのです! これじゃ、お月見のデザートが台無しなのです!」

 真空では愛用の風魔法が空回り。焦る咲姫は、地上で呑気に留守番をしているはずの「うさちぁん」に向かって、必死に祈りを捧げました。 「うさちぁん! お酒の神様! 宇宙の理をひっくり返す知恵を授けるのです!」 すると、咲姫の脳内にうさちぁんの「波打つような酔っ払いボイス」が響き、宇宙の理を塗り替える新たな魔法体系が降臨しました。

「宇宙は空っぽの箱じゃないのです。ここは目に見えないエーテルの水で満たされた『星の海』だったのです!」

波動魔法の誕生:真空を「液体のような媒体」として再定義。空気のない宇宙に、魔力の「波」を起こして物質を運ぶ術式。咲姫は手拍子一つで宇宙に巨大な波紋を作り出し、流星をサーフィンのように操り始めました。

星・日・夜の三位一体魔法:

星魔法:流星の重力波を掴み、強制的に進路を変更させる。

日魔法:まぶしすぎる恒星の光を集光し、暗い月面を昼間のように照らす。

夜魔法:逆に過剰な光を遮断し、お酒にぴったりの「極上の夜」を演出する。

宇宙の虫取りミット:ハイミスリルに波動魔法を編み込んだ、直径数百メートルの巨大な「魔力ネット」を展開。咲姫が波動を操るたび、宇宙の塵(氷砂糖の原石)が面白いように網へと吸い込まれていきました。

「ふふん、風がなければ波を作ればいいのです。これで宇宙は私の生け簀なのです。流れ星を全部、特製シロップに変えてあげるのです!」
あとがきモカルドルラテ
咲姫の美味しさの追及はついに星の海まで ・宇宙で魔法創ってキャッチボール ・風がなければ波を作ればい ・宇宙は私の生け簀 迷言が生まれました?
シェア
← 前の話
ep.256 月面着陸! 真空管で行く『エトス・ムーン・ラーメン』
次の話 →
ep.258 月面コールド・サウナと、恒星熱源の弾丸BBQ
クラフトアルケミストの異世界素材録 〜スローライフから始まる概念破壊の銀河群像劇〜作者:モカルドルラテ
目次を見る
✍️
まだ感想がありません
あなたの一言が、作者の次の一話につながります。
最初の感想を書いてみませんか?
コメント0
ログインしてコメントする
まだコメントがありません
ホームクラフトアルケミストの異世界素材録 〜スローライフから始まる概念破壊の銀河群像劇〜ep.257 星の海を泳ぐ波動と、宇宙の捕獲ミット
← 前の話目次次の話 →

ep.257 星の海を泳ぐ波動と、宇宙の捕獲ミット

 月面拠点へと降り立った咲姫は、鼻息荒く夜空を横切る「流れ星」を眺めていました。あの輝きは、咲姫の野生の勘によれば「宇宙一濃厚な甘み」を秘めた星の砂糖の塊。しかし、大きな問題が立ち塞がります。真空管の外、宇宙空間には「風」がなかったのです。

「ガーンなのです! 風がないと、せっかくの流星を私のミットに誘導できないのです! これじゃ、お月見のデザートが台無しなのです!」

 真空では愛用の風魔法が空回り。焦る咲姫は、地上で呑気に留守番をしているはずの「うさちぁん」に向かって、必死に祈りを捧げました。 「うさちぁん! お酒の神様! 宇宙の理をひっくり返す知恵を授けるのです!」 すると、咲姫の脳内にうさちぁんの「波打つような酔っ払いボイス」が響き、宇宙の理を塗り替える新たな魔法体系が降臨しました。

「宇宙は空っぽの箱じゃないのです。ここは目に見えないエーテルの水で満たされた『星の海』だったのです!」

波動魔法の誕生:真空を「液体のような媒体」として再定義。空気のない宇宙に、魔力の「波」を起こして物質を運ぶ術式。咲姫は手拍子一つで宇宙に巨大な波紋を作り出し、流星をサーフィンのように操り始めました。

星・日・夜の三位一体魔法:

星魔法:流星の重力波を掴み、強制的に進路を変更させる。

日魔法:まぶしすぎる恒星の光を集光し、暗い月面を昼間のように照らす。

夜魔法:逆に過剰な光を遮断し、お酒にぴったりの「極上の夜」を演出する。

宇宙の虫取りミット:ハイミスリルに波動魔法を編み込んだ、直径数百メートルの巨大な「魔力ネット」を展開。咲姫が波動を操るたび、宇宙の塵(氷砂糖の原石)が面白いように網へと吸い込まれていきました。

「ふふん、風がなければ波を作ればいいのです。これで宇宙は私の生け簀なのです。流れ星を全部、特製シロップに変えてあげるのです!」
あとがきモカルドルラテ
咲姫の美味しさの追及はついに星の海まで ・宇宙で魔法創ってキャッチボール ・風がなければ波を作ればい ・宇宙は私の生け簀 迷言が生まれました?
シェア
← 前の話
ep.256 月面着陸! 真空管で行く『エトス・ムーン・ラーメン』
次の話 →
ep.258 月面コールド・サウナと、恒星熱源の弾丸BBQ
クラフトアルケミストの異世界素材録 〜スローライフから始まる概念破壊の銀河群像劇〜作者:モカルドルラテ
目次
✍️
まだ感想がありません
あなたの一言が、作者の次の一話につながります。
最初の感想を書いてみませんか?
コメント0
ログインしてコメントする
まだコメントがありません