ep.311 古代のアーカイブと、見覚えのある「にゃうにゃ!」
案内係のゴーレムがタップダンスで先導する中、一行はついに遺跡の心臓部『中央演算室・エトス・コア』へと到達した。 そこには、惑星そのものをスクリーンにしたかのような、巨大な光のホログラムが浮遊していた。
「わあぁ! 宇宙がいっぱい映っているのです!」 「...分析中。咲姫様、これは先行文明が記録した『銀河の家系図』ですわ。でも、おかしいですわね。このシステムの起動コマンドが...」
テラが困惑する中、果林がアーカイブの端に刻まれた小さな紋章を「くいっと」指差した。 「姉様、これ...。くいっと。咲姫様がよく描く、あの変なネコの落書きに似ていない?」
「あら、本当ですわね。...ささっと」 サヤが指を弾いて光の塵を払うと、そこには古代の文字で『にゃうにゃ!』と刻まれていた。
「やっぱりなのです! 昔の人も『にゃうにゃ!』って言っていたのです!」 「ぎゃはは! 案外、大昔の咲姫ちゃんみたいな子が、適当に作った文明だったりしてねぇ!」
うさちぁんが笑いながらシェーカーを振ると、その振動に呼応して、アーカイブが「真の姿」を現した。 それは単なる歴史の記録ではなく、惑星の裏表を反転させ、エネルギーを循環させるための【超空間・制御マニュアル】だったのだ。
「あらあら、これは今後の『運用』に役立ちそうなデータですね。...さらっと」 アリシアが全データをさらっとバインダーに吸い出し、遺跡を「遊び場」から「超文明インフラ」へと再定義し始めた。
「僕も手伝いますよ! 複雑な配線も、僕の鼻ならさくっと掘り当てて繋ぎ直せます!」 わんわんが床をさくっと掘り起こすと、遺跡の底に眠っていた「惑星規模の光ファイバー」が露出し、エトスフェリアのメインサーバーと同期を始めた。
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【探の章:進捗状況 3/8】
・咲姫:古代の「にゃうにゃ!」を発見し、遺跡との親和性が100%に。
・うさちぁん:古代の演算エネルギーを「お酒の熟成」に転用できないか試行錯誤。
・サヤ:「ささっと」アーカイブ室を整理し、閲覧用のラウンジを設置。
・アリシア:「さらっと」先行文明の技術体系を解析し、運用マニュアルの作成を開始。
・わんわん:「さくっと」物理的な配線インフラを復旧。
・果林:「くいっと」古代の液体冷却システムを再起動させ、サーバーの熱を逃がす。
・テラ:自分と同じ「管理OS」の先祖がこの遺跡だったと知り、アイデンティティが揺らぐ。
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