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第五話 二年ぶりの五神祭 前編

 五ノ月である神居月に入り、いよいよ五神祭開幕まであと数日となった。
 神居月とはその名の通り、クィージェナを創った始祖の神と五体の神獣が神の国からこのクィージェナに集い、国民たちの様子を見に来る月とされる。元々その神々をまつるために始まったのが五神祭であり、催し物としてのシン・ルッカも行われてきたが、約百年前に五神祭と同時期に五国のシンファたちを戦わせる本格的なシン・ルッカが始まったことから、いつの間にか五神祭といえばそのシン・ルッカのことを指すことが多くなってしまった。

 そのため、神居月に入れば、多くのシンファたちが五神祭を見るために続々と太陽の国に移動を始める。月虹隊も神居月に入ってすぐ太陽の国に向け移動を始めたが、あいにくの雨となり、予定よりも少し遅れそうだった。
 月の国から太陽の国に行くまでには山を越えなくてはならず、雨でぬかるむ地面の中、月虹隊を乗せた馬車はゆっくりと山道を進んでいた。
 馬車から空を見上げたユキは、いっこうに止む気配のない雨に向かって「止まないな......」とつぶやいた。

「大丈夫だよ、お嬢ちゃん! 五神祭当日は晴れるって言われてるからね!」

 そう言ってこの馬車の御者は豪快に笑った。この御者は太陽の国出身で、月の国と太陽の国を往復する馬車をよく担当しているらしい。最初御者はレイを見た時少し眉をしかめたが、ユキとシノを見た途端ニコニコと笑って接客を始めた。

「それに、もし雨が降ったとしても、シャラネーゼヴ様がすぐに雨雲をはらしてくれるさ!」

 そう言って御者はまた大きく笑う。

「シャラネーゼヴ様?」

 思わずユキは聞き返す。
「おや、知らないかい?」と御者は意外そうに言った。

「太陽の国の大神官様さ。彼は本当に神の意志を聞くことのできるお方なのさ。彼が神にお祈りになれば、神がその祈りを聞き、雨を止ませてくれるんだよ」

 御者は手綱を操りながら言う。ユキはそんな話を信じることができず、「そうなんですか......」と、曖昧に返事をした。

「......確かに、聞いたことがあるな。なんでも太陽の国で何週間も雨が降らなかった時、大神官が祈った途端雨が降り出したとか、地震が起こるのを予言して人々を事前に避難させたとか」

 ルカが思い出したように言う。

「俺もあるよ。太陽の国の大神官様は、まるで神の力にも等しい奇跡を起こせるらしいってね」

 レイもルカに続いて言う。「その噂、結構聞くわよね」と、ハオも相槌を打つ。シノはというと、ただ黙って伏せ目がちにしているだけである。御者はシノが女だと思っており、シノ自身、女だと思われる方がなにかと都合が良くなるらしく、こういう時はしおらしい女子を演じているらしい。知らない人から見ればおしとやかな女子に見えるだろうが、普段のシノを見慣れている人から見れば違和感しか覚えない状況だ。

「そんなことができる人がいるんだね......」と、ユキは驚いて声を出した。噂が全部真実だとは思えないが、本当だとしたらあまりにもすごいことだ。

「そうさ、だからお嬢ちゃんも、お兄さんたちと五神祭を楽しんできたらいい! 今年は二年ぶりだから、いつも以上に盛り上がるだろうしね!」

 そう言ってまた御者は笑う。最初御者に五人の関係を聞かれた時、素直に月虹隊だと答えたらややこしいことになりそうなので、男三人はシンファで、ユキはハオの妹であり、シノはユキの友人であると説明していた。そのためユキは御者の前ではハオのことを「兄さん」と呼んでいるが、ハオはなんだか嬉しそうである。

「お兄さんたち、シンファなんだろう? もし獅子王が出てきたら追い払ってくれよ。この辺も最近出てくるからね」

 御者は笑いながらも真剣な口調で言った。

「やっぱり、この辺りにも出でくるんですか?」

 ルカは御者に聞き返す。

「あぁ、最近野生のが増えてきて困ってるのさ。三日前も、この近くの道を通ってた商人の馬車がやられてね。死人こそ出なかったものの、大損害だよ。野生の獅子王はでかいし凶暴だし、襲われたらひとたまりもないさ。うちも用心棒としてシンファを雇おうかと考えてるところなんだ」

 まったく、商売上がったりだよ、と、御者は大きくため息をはいた。今馬車が走っているところは山の麓からまだあまり登っていないところなので、人の住んでいるところの近くまで出てくるのかと思うとユキは不安になってくる。

「......最近、物騒だよね。獅子王もそうだけど、太陽の国でも地震がよく起こってるっていうし......」

 レイはそう静かに言う。

「そうね......。この間は大地の国でも地震があったっていうし、続いているわよね」

 ハオも不安そうにそう言う。

「そうらしいねぇ。こんなに地震が起こるってことは、神様が俺たち人間に何か怒ってるのかもしれないなぁ。最近悪いこと続きだし、俺も今度の休みには妻と子供を連れて神殿に参りに行く予定なんだよ。さいきんすっかり行ってなかったけど、やっぱり神様を信じて祈るっていうのは大切なことだからね。こないだも妻が、加護があるようにって大きい獅子王の置物を買ってきたし」

 おかげで今月の俺の小遣いが少なくなっちまった、と、御者はまた豪快に笑った。

✻✻✻✻✻

 日が沈み、辺りがすっかり暗くなった頃、ユキたちを乗せた馬車は山間部の村で一泊することになった。村には月の国と太陽の国を行き来する人がよく訪れるらしく、五神祭を控えたここ数日は村の宿屋の稼ぎ時となっていた。ユキたちの泊まる宿屋も満室となっており、人々の賑やかな声が宿屋を埋め尽くしている。宿屋の夕飯は蒸したイモと野菜の入った汁物という質素なものであったが、故郷で食べていたイモとよく似たイモであったので、ユキはなんだか懐かしくなった。皆で夕飯を食べている間も、外からパラパラと雨の降る音がしていて、未だ止む気配がない。ユキたちは明日の早朝にここを発つ予定なので、これ以上酷く降らないことをユキはただ願うだけである。

 宿屋のユキたちの泊まる部屋は狭く、なんとか五人で雑魚寝できるぐらいの広さしかない。ユキは正直眠れればいいので、部屋が狭いことは別に気にならなかった。どこに誰が寝るか決めている間、ユキはふと馬車で御者が言っていたシャラネーゼヴという大神官のことを思い出した。

「シャラネーゼヴ様か......」

 ユキはポツリとつぶやいた。本当にその人が雨を止ませたり、地震を予測したりすることができるのだろうか。大神官とは何を行う人なのかさっぱり分からないが、本当に神の意志を聞けるのであればすごいことだとユキは思う。

「昼間の話? 噂でしか聞いたことないけど、すごい人よね」

 ユキの隣にいたハオが、ユキにそう語りかける。

「祈るだけで本当に雨が止むわけねぇだろ。ただのインチキ野郎だよ」

 シノが髪の結びをほどきながらそう言い捨てた。久々に聞くシノの低い声に、ユキはなんだかほっとする。「あー、大人しいふりすんの疲れたー」と、シノは大きく背伸びをした。

「まぁ、インチキとまでは言わないけど、信じがたいよね。でも、もしかしたら本当に未来予知ができる人かもしれないよ。過去の神官にもそんな人がいたっていうし、それに海の国のピポラ......なんとかっていう一族は未来を見通せるらしいしね」

 レイがシノの方を向いて言う。「『ピポラ・タナ・ミリャーラの一族』だっけか?」と、シノはレイに付け加えた。

「......大神官って何する人?」

 ずっと聞きたかったことを、ユキは隣にいるハオに問いかける。

「大神官っていうのはね、神官たちの中で一番偉い人で、各国に一人ずつ存在するのよ。馬車であのおじさんが言ってたシャラネーゼヴ様って人は、太陽の国の大神官ね。神官っていうのは、神に仕える仕事をしている人のことを指すの。詳しい仕事内容は私もよくわかんないけど、神殿で神様に祈ったり、参りに来た人の話を聞いたりとかしているわ。お祓いとかもできるらしいわよ」

「そうなんだ......。神様に仕えているってことは、五神祭にも来るのかな」

「えぇ、来るわよ。元々五神祭っていうのは、神居月に集まった神様を歓迎するためのお祭りだから、開幕の時に各国の大神官たちが祭壇で祈るの。私たちはそこまで見られないけどね」

「そっか......」とユキは少し残念そうに頷く。そのシャラネーゼヴ様という人を一目見てみたかったのだ。

「......そろそろ休むぞ。ユキ、そこ狭くないか?」

 ルカは部屋の照明から伸びた紐に手をかけてユキに言う。「はい、大丈夫です」とユキは答える。多少狭かったが、あまり気にはならなかった。それに隣にいるハオも気をつかって少し間を開けてくれているので他の人と比べると広い方だ。
 ルカが部屋の照明を消し、各々が「おやすみ」と言って横になる。静かになった部屋には、未だ振り続けている雨の音と、隣の部屋からの話声がかすかに聞こえてくる。
 すぐに聞こえてきたシノの寝息を聞きながら、ユキ静かに眠りについた。
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禁断の白作者:御米田よね
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第五話 二年ぶりの五神祭 前編

 五ノ月である神居月に入り、いよいよ五神祭開幕まであと数日となった。
 神居月とはその名の通り、クィージェナを創った始祖の神と五体の神獣が神の国からこのクィージェナに集い、国民たちの様子を見に来る月とされる。元々その神々をまつるために始まったのが五神祭であり、催し物としてのシン・ルッカも行われてきたが、約百年前に五神祭と同時期に五国のシンファたちを戦わせる本格的なシン・ルッカが始まったことから、いつの間にか五神祭といえばそのシン・ルッカのことを指すことが多くなってしまった。

 そのため、神居月に入れば、多くのシンファたちが五神祭を見るために続々と太陽の国に移動を始める。月虹隊も神居月に入ってすぐ太陽の国に向け移動を始めたが、あいにくの雨となり、予定よりも少し遅れそうだった。
 月の国から太陽の国に行くまでには山を越えなくてはならず、雨でぬかるむ地面の中、月虹隊を乗せた馬車はゆっくりと山道を進んでいた。
 馬車から空を見上げたユキは、いっこうに止む気配のない雨に向かって「止まないな......」とつぶやいた。

「大丈夫だよ、お嬢ちゃん! 五神祭当日は晴れるって言われてるからね!」

 そう言ってこの馬車の御者は豪快に笑った。この御者は太陽の国出身で、月の国と太陽の国を往復する馬車をよく担当しているらしい。最初御者はレイを見た時少し眉をしかめたが、ユキとシノを見た途端ニコニコと笑って接客を始めた。

「それに、もし雨が降ったとしても、シャラネーゼヴ様がすぐに雨雲をはらしてくれるさ!」

 そう言って御者はまた大きく笑う。

「シャラネーゼヴ様?」

 思わずユキは聞き返す。
「おや、知らないかい?」と御者は意外そうに言った。

「太陽の国の大神官様さ。彼は本当に神の意志を聞くことのできるお方なのさ。彼が神にお祈りになれば、神がその祈りを聞き、雨を止ませてくれるんだよ」

 御者は手綱を操りながら言う。ユキはそんな話を信じることができず、「そうなんですか......」と、曖昧に返事をした。

「......確かに、聞いたことがあるな。なんでも太陽の国で何週間も雨が降らなかった時、大神官が祈った途端雨が降り出したとか、地震が起こるのを予言して人々を事前に避難させたとか」

 ルカが思い出したように言う。

「俺もあるよ。太陽の国の大神官様は、まるで神の力にも等しい奇跡を起こせるらしいってね」

 レイもルカに続いて言う。「その噂、結構聞くわよね」と、ハオも相槌を打つ。シノはというと、ただ黙って伏せ目がちにしているだけである。御者はシノが女だと思っており、シノ自身、女だと思われる方がなにかと都合が良くなるらしく、こういう時はしおらしい女子を演じているらしい。知らない人から見ればおしとやかな女子に見えるだろうが、普段のシノを見慣れている人から見れば違和感しか覚えない状況だ。

「そんなことができる人がいるんだね......」と、ユキは驚いて声を出した。噂が全部真実だとは思えないが、本当だとしたらあまりにもすごいことだ。

「そうさ、だからお嬢ちゃんも、お兄さんたちと五神祭を楽しんできたらいい! 今年は二年ぶりだから、いつも以上に盛り上がるだろうしね!」

 そう言ってまた御者は笑う。最初御者に五人の関係を聞かれた時、素直に月虹隊だと答えたらややこしいことになりそうなので、男三人はシンファで、ユキはハオの妹であり、シノはユキの友人であると説明していた。そのためユキは御者の前ではハオのことを「兄さん」と呼んでいるが、ハオはなんだか嬉しそうである。

「お兄さんたち、シンファなんだろう? もし獅子王が出てきたら追い払ってくれよ。この辺も最近出てくるからね」

 御者は笑いながらも真剣な口調で言った。

「やっぱり、この辺りにも出でくるんですか?」

 ルカは御者に聞き返す。

「あぁ、最近野生のが増えてきて困ってるのさ。三日前も、この近くの道を通ってた商人の馬車がやられてね。死人こそ出なかったものの、大損害だよ。野生の獅子王はでかいし凶暴だし、襲われたらひとたまりもないさ。うちも用心棒としてシンファを雇おうかと考えてるところなんだ」

 まったく、商売上がったりだよ、と、御者は大きくため息をはいた。今馬車が走っているところは山の麓からまだあまり登っていないところなので、人の住んでいるところの近くまで出てくるのかと思うとユキは不安になってくる。

「......最近、物騒だよね。獅子王もそうだけど、太陽の国でも地震がよく起こってるっていうし......」

 レイはそう静かに言う。

「そうね......。この間は大地の国でも地震があったっていうし、続いているわよね」

 ハオも不安そうにそう言う。

「そうらしいねぇ。こんなに地震が起こるってことは、神様が俺たち人間に何か怒ってるのかもしれないなぁ。最近悪いこと続きだし、俺も今度の休みには妻と子供を連れて神殿に参りに行く予定なんだよ。さいきんすっかり行ってなかったけど、やっぱり神様を信じて祈るっていうのは大切なことだからね。こないだも妻が、加護があるようにって大きい獅子王の置物を買ってきたし」

 おかげで今月の俺の小遣いが少なくなっちまった、と、御者はまた豪快に笑った。

✻✻✻✻✻

 日が沈み、辺りがすっかり暗くなった頃、ユキたちを乗せた馬車は山間部の村で一泊することになった。村には月の国と太陽の国を行き来する人がよく訪れるらしく、五神祭を控えたここ数日は村の宿屋の稼ぎ時となっていた。ユキたちの泊まる宿屋も満室となっており、人々の賑やかな声が宿屋を埋め尽くしている。宿屋の夕飯は蒸したイモと野菜の入った汁物という質素なものであったが、故郷で食べていたイモとよく似たイモであったので、ユキはなんだか懐かしくなった。皆で夕飯を食べている間も、外からパラパラと雨の降る音がしていて、未だ止む気配がない。ユキたちは明日の早朝にここを発つ予定なので、これ以上酷く降らないことをユキはただ願うだけである。

 宿屋のユキたちの泊まる部屋は狭く、なんとか五人で雑魚寝できるぐらいの広さしかない。ユキは正直眠れればいいので、部屋が狭いことは別に気にならなかった。どこに誰が寝るか決めている間、ユキはふと馬車で御者が言っていたシャラネーゼヴという大神官のことを思い出した。

「シャラネーゼヴ様か......」

 ユキはポツリとつぶやいた。本当にその人が雨を止ませたり、地震を予測したりすることができるのだろうか。大神官とは何を行う人なのかさっぱり分からないが、本当に神の意志を聞けるのであればすごいことだとユキは思う。

「昼間の話? 噂でしか聞いたことないけど、すごい人よね」

 ユキの隣にいたハオが、ユキにそう語りかける。

「祈るだけで本当に雨が止むわけねぇだろ。ただのインチキ野郎だよ」

 シノが髪の結びをほどきながらそう言い捨てた。久々に聞くシノの低い声に、ユキはなんだかほっとする。「あー、大人しいふりすんの疲れたー」と、シノは大きく背伸びをした。

「まぁ、インチキとまでは言わないけど、信じがたいよね。でも、もしかしたら本当に未来予知ができる人かもしれないよ。過去の神官にもそんな人がいたっていうし、それに海の国のピポラ......なんとかっていう一族は未来を見通せるらしいしね」

 レイがシノの方を向いて言う。「『ピポラ・タナ・ミリャーラの一族』だっけか?」と、シノはレイに付け加えた。

「......大神官って何する人?」

 ずっと聞きたかったことを、ユキは隣にいるハオに問いかける。

「大神官っていうのはね、神官たちの中で一番偉い人で、各国に一人ずつ存在するのよ。馬車であのおじさんが言ってたシャラネーゼヴ様って人は、太陽の国の大神官ね。神官っていうのは、神に仕える仕事をしている人のことを指すの。詳しい仕事内容は私もよくわかんないけど、神殿で神様に祈ったり、参りに来た人の話を聞いたりとかしているわ。お祓いとかもできるらしいわよ」

「そうなんだ......。神様に仕えているってことは、五神祭にも来るのかな」

「えぇ、来るわよ。元々五神祭っていうのは、神居月に集まった神様を歓迎するためのお祭りだから、開幕の時に各国の大神官たちが祭壇で祈るの。私たちはそこまで見られないけどね」

「そっか......」とユキは少し残念そうに頷く。そのシャラネーゼヴ様という人を一目見てみたかったのだ。

「......そろそろ休むぞ。ユキ、そこ狭くないか?」

 ルカは部屋の照明から伸びた紐に手をかけてユキに言う。「はい、大丈夫です」とユキは答える。多少狭かったが、あまり気にはならなかった。それに隣にいるハオも気をつかって少し間を開けてくれているので他の人と比べると広い方だ。
 ルカが部屋の照明を消し、各々が「おやすみ」と言って横になる。静かになった部屋には、未だ振り続けている雨の音と、隣の部屋からの話声がかすかに聞こえてくる。
 すぐに聞こえてきたシノの寝息を聞きながら、ユキ静かに眠りについた。
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禁断の白作者:御米田よね
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