Episode 28 GUARANTEE EISEN
――パンッ――
――パンッ――
「撃てぇぇぇっ!!」
ボスの怒号が戦場へ響く。
――パンッ――
――パンッ――
四方八方から乾いた銃声が重なる。
レートは止まらない。
ただ真っ直ぐ。
敵陣へ踏み込む。
クランツは静かにその光景を見ていた。
『ゼロ』
返答は一言。
『了解』
ゼロがレートの進行方向へ滑り込む。
静かにGAINを構えた。
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GUARANTEE EISEN
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――パンッ――
撃ち出された弾丸が空中で静止する。
――パンッ――
一発。
また一発。
――ブゥゥンッ――
次々と重なり合い、半透明の障壁を形成していく。
――ガガガガガガガッ!!――
無数の弾丸が壁へ激突する。
火花が散る。
しかし、一発も通らない。
レートは速度を落とさない。
そのまま障壁を抜ける。
「なっ......!」
敵が息を呑む。
ゼロは一歩前へ踏み出した。
障壁ごと敵陣へ体当たりする。
「ぬぅぅんっ!!」
――ドゴオオオオッ!!――
「がっ!?」
隊列が崩れる。
敵が左右へ弾き飛ばされた。
「突き抜けろ」
クランツの声。
レートが一直線に駆け抜ける。
――パンッ――
男の胸を撃ち抜く。
――カラン――
一枚のSBTが、地面へ落ちた。
さらに前へ。
――パンッ――
――カラン――
分断された敵は、もう連携を取れない。
後方。
クランツは淡々とGAINを構える。
「右」
――パンッ――
――カラン――
「次」
――パンッ――
――カラン――
必要な敵だけを、正確に撃ち抜いていく。
高架の上。
「......終わりー」
ノアはHUDを覗きながら、ポケットへ手を入れる。
取り出した袋を開けた。
――ガサガサッ――
――ボリッ――
ポテトチップスの軽い音が響く。
『右、三人』
クランツは即座に返す。
『見えてる』
――バリッ――
ノアはもう戦場を見ていない。
演算は終わっていた。
残るのは、結果だけ。
「ば、化け物......」
ボスが後ずさる。
その前へ。
――カツン――
レートが歩く。
――カツン――
「く......来るなぁぁぁっ!?」
逃げ場はない。
錯乱したようにGAIN引き金を引く。
――パンッ――
レートは躱さず、拳で銃口を払う。
懐へ潜る。
――ガッ――
肩を掴み――
そのまま地面へ叩きつけた。
――ダンッ――
「かはっ......!!」
鈍い衝撃。
肺から空気が漏れる。
レートは無言のまま、男の胸を踏みつけた。
「ごほっ――」
――カチャ――
ARKの銃口が、ゆっくりと額へ向く。
「あ......うぁ......」
ボスは震えながらレートを見上げた。
レートは表情を変えない。
ただ一言だけ、静かに口を開く。
「......で?」