武術授業
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「よし、次はウィンだ」
「はい」
僕はショートソードを2本持ってブライアン先生の前にたった
「魔法は使って良いんですか?」
「駄目に決まってるだろ、これ純粋な武術を図る授業なんだから」
「わかりました」
僕は走って先生にショートソードを振るった
「てぃ!」
「遅いな、魔法は優秀でも武術は駄目みたいだな」
「魔法なしだとこんなものですよ」
「武器の扱い、攻撃のタイミングなどは悪くはないがいかんせん遅い、それでは攻撃してくださいと言ってるようなものだぞ、このようにな!」
そう言って鋭い突きを放ってきた
「くっ!」
僕はそれをショートソードでなんとか弾いたがすでにブライアン先生は懐に入り込んでいた
「しまっ!」
ブライアン先生の剣はすんでの所で止まった
「一本だな、魔法使いにしてはよくやった方だな」
「参りました、やっぱり魔法なしだと厳しいですね」
「その言い方、魔法ありだと俺と戦えると?」
「そういう訓練も受けてますので」
「まぁいい、今日はやめておけ」
「わかりました」
「よし、次はフレア!」
「はい」
僕は木人形の打ち込みに戻った
「お疲れ様、魔法なしだとやはり厳しかったか?」
「カタール君、お疲れ様です、そうですね、僕やフレアさんは魔法ありきで今まで生活してきましたので魔法なしですと厳しいものがありますね」
「魔女の弟子の弊害ですね」
フレアさんの戦いを見てみると放ってる突きが全て弾かれていた
「突き自体はそこそこの強さがあるが動きは単調だ、だから簡単に弾ける!」
「くっ」
「一本だな」
「悔しいー!」
フレアさんも僕たちのところにやってきた
「魔法使いに魔法禁止とか厳しすぎよ!」
「僕たちは魔法ありきで今まで修行しましたからね」
「よぅ、俺たちと模擬戦してくれないか?」
「もちろん魔法なしでな」
「あら、弱いもの苛めですか?頂けませんね」
「いやいや、ルーナ様、これは模擬戦ですよ」
「なら補助魔法ぐらい解禁しては?皆さん習得されてますよね?」
「まぁ僕とフレアさんはもちろんですが」
「補助魔法なら構わないか、俺たちも習得してるしな」
「さすがは剣で名を馳せているビリリット侯爵家とサジッタ侯爵家ですわね」
そうして僕とフレアさんはサジッタ侯爵家、次男ヒール君とビリリット侯爵家、長男ヤハー君と戦うことになった
「いくぞ!強化魔法!『フルボディ!』」
ヒール君とヤハー君は全身に強化魔法をかけて準備が出来たようだ
「いきます、『ウィンドブースター』」
「いくわよ『ヒートアーム』」
僕たちはそれぞれ補助魔法をかけて2人と対峙した
「いくぞ!おら!」
ヒール君は僕に剣を振りかざしてきたが僕はそれをバックステップで軽く避けた
「なっ!はやい!」
「いきます!はっ!」
僕はスピードを生かして一気に加速して背後を取って首にショートソードを当てた
「っ!そんな!」
「僕の勝ちですね」
僕が目をやるとフレアさんもヤハー君を圧倒していた
「さっきと全然違うじゃねえか!」
「てぇぇい!」
槍で剣を弾き喉に槍を突きつけた
「私の勝ちね」
「これが補助魔法の差なのですね」
「すごいね、僕達でも出来るのかな?」
「ウィンドブースターは機動力特化、ヒートアームは攻撃力特化ですから練習で覚えれますよ」
「それは嬉しいですわね」
「はぁ、だから魔法は禁止にしてしていたんだがな」
そう言いながらブライアン先生はやってきた
「補助魔法は魔法であって魔法ではない、母からそう教わりましたが?」
「こいつらの補助魔法は特化してるの分かってたからな、そんなの見せつけられてほかの奴らが心折れないようにしてたんだ」
「済みません、やりすぎましたか?」
「いや、ウィンドブースターやヒートアームは2年になれば習う事だ、早めに知ったと思えば良いだけだ」
「そうですか」
「だが、ウィンとフレアは補助魔法なしでは弱すぎるからそこを鍛えていくぞ」
「はい」
「わかったわ」