武術訓練
閲覧ありがとうございます
昼食を終えた僕たちは動きやすい服装で再び運動場にきていた
「ここの昼食はどうだった?率直な意見を言ってみろ」
すると1人の公爵家の男子が手を上げた
「正直、物足りなかったです、うちの家のコックの料理の方が数倍美味しかったです」
「それは仕方ないな、だがこれが三年間は続く、諦めろ」
「コックを連れてくることは出来ないんですか?」
「それは認められない、そんな事をしたら学園は貴族と平民の差が開きすぎる」
「平民なんて学がなくても」
「おい、今なんて言った」
するとブライアン先生はいつのまにか持っていた剣を公爵家の男子生徒に剣を向けた
「ひっ!」
「この学園はな、俺達貴族だけじゃなく、平民の人達もいろんな職につけるようにって王宮が作り上げた学園なんだ、それを平民なんか?そんなに貴族が偉いのか?平民がいるから我々貴族もいるんだ、平民は奴隷などではない!」
「す、すみません!」
「さて、少し取り乱したが今からは剣術や槍などの武器使った授業となる、お前達には刃を潰した武器で練習してもらう、刃を潰してあるから切れはしないがそれでも扱いを間違えれば怪我をするので気を付けるように、それではそこに武器があるので好きな武器を持ってくるように」
そう言われたので僕はショートソード2本選んだ
「あら、ウィンはショートソードなのね」
「フレアさんは槍ですか、似合ってますね」
「ありがとう、あちらの2人も武器を選んだみたいよ」
「カタール君は騎士剣、ルーナさんはメイスですか」
「ああ、僕はよくこの剣で練習してたから一番しっくりくるんだ」
「私は刃の付いた武器は使うなと母から教え込まれましたので」
「よし、全員武器が決まったな、この木人形に打ち込み開始、そのあと一人一人今の実力を見るために俺と一対一をしてもらう」
「はい!」
「俺と一対一のあとは好きにしてもらって構わない、誰かと模擬戦をするもよし、木人形に打ち込みをするも良しだ」
その瞬間僕やフレアさんに狙いを定めた人達が何人かいた
「嫌な目ね」
「先程の魔法授業では僕らは魔力線を教えてましたがそれを良いように思ってない人達もいるということですかね」
「魔法に関しては私たちの方が上なのに気に入らないのね」
「2人はモテモテだね、羨ましいかぎりだ」
「あの目をそう捉えられるカタール君は凄いですね」
「はは、王族は色んな人を見るからね、好意的な目、懐疑的な目、明らかに見下すような目、色々とね」
「王族でもそんな目をされるんですね」
「この国も一枚岩ではないということさ」
「ほらそこ、喋ってないで木人形に打ちあえ」
「はい」
僕達は木人形に打ち込みを開始した