エモ女子を誘って二期生チームを作ろう。
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夕方になって....
「あっ.....」
私はいつも通り学校が終わった 今日もいつものように友達とミフユ先輩と一緒に歩いて帰っていた....でもただ
「えへへ....マユリン!」
レナが校門の前で待っていた、私を見るとすぐに走ってきて抱きついた
「ちょっと! 部屋で待っててって言ったでしょ!!」
「え?.....やだあ...一人だと寂しいんだもん....」
「じゃあうちの学校に入学すればいいじゃない」
「それはやだな.....学費はお母さんの「薬」代に使わなきゃいけないし、はは」
友達は私を不思議そうな目で見ていた、私はただぎこちなく笑うしかなかった
「マユリン....何があったのか少し話せる?」
サカッチとは長い付き合いだけど、彼女が笑顔を浮かべながらそんな真剣な話をしてくると、なぜか鳥肌が立つような感覚があった
アキトさんの気持ちが分かり始めてきた
帰る道中、私はレナを友達に紹介した
彼女は皆とすぐに打ち解けていた
オフィス
「わあ....初めて知った、マユリンの職場がこのマンションにあるなんて.....」
私たちが住んでいるマンションは七階建てで、オーナーが私たちに六階と七階を自由に使わせてくれている、それでアキトさんは最上階の共用部分を会議室として使うことにした、私たちはそこに座った
それからお菓子と炭酸飲料を買ってきた...つまり絶対に私を洗いざらい聞き出すつもりだということだ
「それで....これが何なのか聞かせてもらえる?」
はあ.....話さなかったら殺されるに違いない、仕方ない、話そう
結局私は起きたことをみんなに話した レナも特に緊張したり恥ずかしがったりする様子はなかった、私が彼女の職業について遠回しに話そうとしても、彼女は自分が売春婦だと全く気にせずあっさり言ってしまった
自分の体を売ってお母さんの借金を返さなきゃいけないこと
それとネットで知り合った人の家に泊まらなきゃいけないことも
「そういうことだったんだ」
それを聞いたサカッチは緊張が解けたような表情で腕を組みながら頷いた
「じゃあ...あなたが...レナちゃん...を一緒に住ませてあげてるってこと?」
「一時的にですけどね......」
私はそう言ったけど、レナは私の腕に抱きついて堂々と宣言した
「違いますよミフユさん、私マユリンとずっと一緒にいるつもりですから!!」
「そ....そうなんだ?」
私たちのチームには変わったカップルばかりだから....特に大きな反応はなかった
「えっと...あなたが路上で寝ないなら私はいいよ」
「えへへ...優しすぎ!」
「それでレナちゃん....借金はいくらあるの?」
「2000万円だよ」
「は!?」
みんな驚いた 私は先に知っていたけど、それでもやっぱり驚いた
「えっと....でも今日の夕方会社社長の息子の客がいたから、借金は1950万円くらいになったかな」
「...............」
みんな言葉を失った それだけの借金はどれだけ仕事を受けてもなくならない
アキトさんが言うには、体を売って短期間で大金を稼ぎたいなら、愛人になるしかないらしい
でも私はレナがそんなことは絶対にしないと分かっていた、彼女自身もそうするつもりはなかった
それならどれだけ年数がかかるんだろう
「それだと...あなたの体が...」
「心配しないでハルくん、毎月健康診断は受けてるから」
「でもこのまま続けても、借金は永遠になくならないわよ」
レナはミフユ先輩のその言葉を聞いて少し考えたけど.....それでも同じ答えを繰り返した
「...........でも少なくとも私はお母さんに恩返しできてます」
「............」
ミフユ先輩は何も返さなかった、もしかしたら彼女には産んでくれた親に恩返しすることがそこまで重要だということが分からないのかもしれない
彼女は黙った....私たちもみんな黙った
「.........他に仕事はないの?」
「学校も辞めちゃいましたし....仕事に応募する学歴すらないんです それにお母さんが薬物依存症で......バイトの保護者の承諾書にサインしてもらうこともできません」
「あなたにはまだ他の道があるわよ」
「どんな道ですか?」
ミフユ先輩はノートパソコンをレナに見せた
「今はまだ計画段階なんだけど......ちょうど新しいメンバーを探してるところなの」
新しいメンバー?....もしかして!?
「ミスティックチームの第二期プロジェクト、テッセラクトミスティック VTuberチーム?」
みんなが先輩の顔を見た.....先輩は誇らしげに腕を組んでニヤリと笑った
「どうかしら、レナちゃん....VTuberに挑戦してみたいと思わない? 興味があれば面接してもいいのよ」
彼女はレナに手を差し伸べた.....
まだ戸惑っているレナは―――――
「少し....考えさせてください」
彼女はただそう答えた....それも理解できる、突然誰かにこんなチャンスを差し出されたんだから アキトさんが前に言っていた、どんなに大きなチャンスが差し出されても、落ち着かなきゃいけない、すぐに興奮して受け入れちゃいけないって
ずっと頑張り続けてきて、二度と来ないようなチャンスにありついた人ほど、よく不公平な契約にまんまと騙されるものだから
「そう?.....興味があったらマユリンに伝えてね」
「はい...」
彼女は立ち上がってみんなにお辞儀をした
「マユリン...今日は少し遅くなると思うから....」
「う...うん....気をつけてね」
そして彼女はエレベーターで降りていった
「先輩本当にやるんですか?」
「本当よアキラちゃん....今うちのチームはどんどん有名になってきてるし....新しいタレントを探すなら今しかないのよ」
「でも早すぎません? 私は一年くらい間を空けた方がいいと思いますけど」
チーム最初のタレントであるサカッチがそう提案した....でも先輩は同じことを言い続けた
「勢いってすぐ消えちゃうからね.....でもあなたの言う通りでもあるわね....また改めて話し合いましょう」
先輩があまり急いでいないのは良かった......見た感じ私たちのチームはまだもう少し良くするための時間が必要そうだから
「それじゃ....失礼するね...今日は彼女の代わりに夕飯を作らなきゃいけないの...」
「あっ....じゃあ私も一緒に帰ります!!!」
第二期かあ?.......私たちのチーム、かなり成長してきたんだな...
帰り道、青山アキトの視点
ポケットの中の携帯が鳴った.....だから僕は立ち止まった
電話をかけてきたのは父だったから
「はい父さん.....」
{.......お前からのメッセージで母さんを見つけたって聞いたが、本当か?}
「はい.....」
{母さんにはいつ会いに行くんだ}
「今度の日曜日です.....」
{そうか? 弟も連れていくんだろうな}
「はい....」
電話を切った.....今日カウンセリングの後、僕は探偵の仕事をしている後輩のニシオのところへ行った
僕は彼に母の居場所を調べてもらうよう頼んだ、皮肉なことに、数分で母の居場所を見つけてしまった
[西尾くんに母さんを探してもらわないの?]
有名な漫画家である千代子花火が言った通りだった
もし自分で母を探せるなら、とっくにそうしていた.....
そして今の僕は、本当にそれをやった
僕は探す....僕たち兄弟二人の母を
「24年か.....もう少し待っててください、母さん」
僕たちは今から母に会いに行く