ホーム=ミステリーもミステリー7話 トケコッコーー!!!!
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7話 トケコッコーー!!!!


 朝日が昇る。

 時計ニワトリが沢山いる小屋がある。皆まだ、すやすやと眠っていた。その中で一匹が起き上がる。

「トケコッコーー!!!!」

 俺は部屋で、大きな時計ニワトリの音を聞き飛び起きる。

「うわっ!」

 俺は時間を確認した。

「あれ? 時計ニワトリの鳴き声、いつもより五十分速いぞ......」

 俺は首を傾げた。

◆◆◆

 俺は二度寝した。本来の起きる時間になり、学校に行く準備をして家を出た。

 学校に行く途中に、今日の朝叫んでいた時計ニワトリの小屋がある。
 俺はそこに立ち寄った。

 体に時計の付いた時計ニワトリたちは、いつものようにコケコケ言っている。飼育員さんも一人いて、掃除をしていた。
 その飼育員は帽子を被り、腕に日焼け跡を残していた。

 小屋には時計があり、俺はそれを見た。腕時計で時間を確認すると、本来の時間より六分遅れている。

 一匹だけ、掃除をする飼育員にえらく懐いている時計ニワトリがいた。
 飼育員と同じ動きをしてマネッコして遊んでいる。

 六分時計遅れてるの伝えようかな。もし気づいてなくて、何かの拍子に大事になったら可哀想だもんな。

 俺は飼育員に声をかけた。

「あの、そこの時計六分遅れてますよ」

 飼育員はビクッと体を震わせ、こちらを見て返事をした。

「あーうん。知ってるけど、直すタイミングが見つからなくてね。今度直しておくよ」

 そう言われ俺は、「そうですか杞憂なことをしてしまいすみませんでした」と返し、その場から立ち去った。

◆◆◆

 学校の入口で法根と会った。廊下で話をしながら進む。
 行き交う人たちは、モデモンを連れたりして楽しそうにしていた。

「なあ、今日時計ニワトリ鳴くの早かったよな」
「そうだな。そっちも聞こえてたのか」
「しっかり聞こえて、しっかり起こされたよ」
 
 目の前で、舌がコードになっているモデモン――カエルコードに、スマホを充電してっと頼む学生がいた。

 カエルコードはおでこにコードを飛ばす。

「いてっ!」

 それを見て法根はふっと鼻で笑った。

 笑うのを辞め、法根は聞いた。

「ふーん......なんで時計ニワトリは、今日鳴くの早かったんだろうな?」

 俺は横目で法根を見ながら答える。

「さっきみたいに、モデモンも間違える。時計ニワトリもそうなんだろうな」
「なるほど普通に間違えたと。何羽かいる内の適当な一匹が」

 ん? と俺は言う。

「その可能性もある。けど、今日俺が起きた時確認したら五十分早かった。それはなぜか? たまたま五十分間違えたって可能性はあるけど......」

 俺はネックウォーマーを上げる。

 ......。

 そして手を離し口を開いた。

「今日確認したんだけど、小屋にあった時計は六分遅れだった。実際は五十分遅れだから、早く鳴いちゃった時計ニワトリは小屋の時計を見たわけじゃない」

 「ほー」と、法根は俺の話を聞く。

「マネッコする時計ニワトリが一匹いた。時計と言ったら、後は飼育員の腕に日焼け後があった。普段は腕時計をしているんだと思う。で、マネッコする時計ニワトリがその腕時計を見たんだと思う」 
「うん」
「その飼育員さんは、時間がずれているのに気付いているのに、面倒くさくてそのままにしているタイプだった。だからその腕時計が五十分ずれていて、その時間を懐いていた時計ニワトリが、マネッコしたんだと思うんだ俺は」

 法根は歩きながらうんうんと頭を縦に振る。

「なーるほーどなー」
「実際に腕時計を見たわけじゃないから、当たってるか確定はできないけどね。でも凄いよね」
「何が?」
「他の飼育員が飾ってある時計を直してもいいと思うんだけど、直してないってことはあの人一人であそこの飼育員をやってる可能性が高いってことだよ。偉いねー」

 教室に近づいていく。

「その可能性はあるな。そっかーよくそうだと思うところまで考えたな」
「いや、今回のは見える位置に時間のズレた時計があったり、俺が丁度いる時にモデモンがマネッコしてくれたり、運良くヒントが多かったから予想が簡単だっただけだよ」
「そうか」

 俺たちは教室に着いた。

「それじゃ今日も地獄の学校の始まりだな」
「ま、気楽にやろう」

 そうして俺たちは席についた。

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=ミステリーもミステリー作者:白くき
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「トケコッコーー!!!!」

 俺は部屋で、大きな時計ニワトリの音を聞き飛び起きる。

「うわっ!」

 俺は時間を確認した。

「あれ? 時計ニワトリの鳴き声、いつもより五十分速いぞ......」

 俺は首を傾げた。

◆◆◆

 俺は二度寝した。本来の起きる時間になり、学校に行く準備をして家を出た。

 学校に行く途中に、今日の朝叫んでいた時計ニワトリの小屋がある。
 俺はそこに立ち寄った。

 体に時計の付いた時計ニワトリたちは、いつものようにコケコケ言っている。飼育員さんも一人いて、掃除をしていた。
 その飼育員は帽子を被り、腕に日焼け跡を残していた。

 小屋には時計があり、俺はそれを見た。腕時計で時間を確認すると、本来の時間より六分遅れている。

 一匹だけ、掃除をする飼育員にえらく懐いている時計ニワトリがいた。
 飼育員と同じ動きをしてマネッコして遊んでいる。

 六分時計遅れてるの伝えようかな。もし気づいてなくて、何かの拍子に大事になったら可哀想だもんな。

 俺は飼育員に声をかけた。

「あの、そこの時計六分遅れてますよ」

 飼育員はビクッと体を震わせ、こちらを見て返事をした。

「あーうん。知ってるけど、直すタイミングが見つからなくてね。今度直しておくよ」

 そう言われ俺は、「そうですか杞憂なことをしてしまいすみませんでした」と返し、その場から立ち去った。

◆◆◆

 学校の入口で法根と会った。廊下で話をしながら進む。
 行き交う人たちは、モデモンを連れたりして楽しそうにしていた。

「なあ、今日時計ニワトリ鳴くの早かったよな」
「そうだな。そっちも聞こえてたのか」
「しっかり聞こえて、しっかり起こされたよ」
 
 目の前で、舌がコードになっているモデモン――カエルコードに、スマホを充電してっと頼む学生がいた。

 カエルコードはおでこにコードを飛ばす。

「いてっ!」

 それを見て法根はふっと鼻で笑った。

 笑うのを辞め、法根は聞いた。

「ふーん......なんで時計ニワトリは、今日鳴くの早かったんだろうな?」

 俺は横目で法根を見ながら答える。

「さっきみたいに、モデモンも間違える。時計ニワトリもそうなんだろうな」
「なるほど普通に間違えたと。何羽かいる内の適当な一匹が」

 ん? と俺は言う。

「その可能性もある。けど、今日俺が起きた時確認したら五十分早かった。それはなぜか? たまたま五十分間違えたって可能性はあるけど......」

 俺はネックウォーマーを上げる。

 ......。

 そして手を離し口を開いた。

「今日確認したんだけど、小屋にあった時計は六分遅れだった。実際は五十分遅れだから、早く鳴いちゃった時計ニワトリは小屋の時計を見たわけじゃない」

 「ほー」と、法根は俺の話を聞く。

「マネッコする時計ニワトリが一匹いた。時計と言ったら、後は飼育員の腕に日焼け後があった。普段は腕時計をしているんだと思う。で、マネッコする時計ニワトリがその腕時計を見たんだと思う」 
「うん」
「その飼育員さんは、時間がずれているのに気付いているのに、面倒くさくてそのままにしているタイプだった。だからその腕時計が五十分ずれていて、その時間を懐いていた時計ニワトリが、マネッコしたんだと思うんだ俺は」

 法根は歩きながらうんうんと頭を縦に振る。

「なーるほーどなー」
「実際に腕時計を見たわけじゃないから、当たってるか確定はできないけどね。でも凄いよね」
「何が?」
「他の飼育員が飾ってある時計を直してもいいと思うんだけど、直してないってことはあの人一人であそこの飼育員をやってる可能性が高いってことだよ。偉いねー」

 教室に近づいていく。

「その可能性はあるな。そっかーよくそうだと思うところまで考えたな」
「いや、今回のは見える位置に時間のズレた時計があったり、俺が丁度いる時にモデモンがマネッコしてくれたり、運良くヒントが多かったから予想が簡単だっただけだよ」
「そうか」

 俺たちは教室に着いた。

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「ま、気楽にやろう」

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