ホーム›境界の管理人 〜隠世と現世の狭間で織りなす青春奇譚〜›第59話 久遠の屋敷へ
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第59話 久遠の屋敷へ

翔は窓から外の様子を見る。特に混乱もなく、生徒達が校門へと向かい歩いていっている。催眠をかけると言われていたが、足取りだけ見ると操られている様子はない。
 生徒ばかりで教師がいないのは、生徒が無事に帰宅するのを見届けるためだろう。

 普段よく見かける日常の放課後。その光景に気付くと翔の口角は自然と緩む。教室内は誰も喋らず、酒呑童子の酒を呑む音だけが響いていた。そんな静寂を破るように、教室の扉が開かれた。

「無事か?」

 音のした方を見ると、そこには久遠と知世がいた。高校に不釣り合いの子どもと和装の女性の登場に違和感を覚える。さらに2人の背後に広がっている光景は廊下ではなく、緑に囲まれた庭だ。頭が混乱する。しかし、そんな翔の様子を知るよしもない久遠はチラリと教室内を見回す。そして迷わずに和也ゆうの元に向かった。そして、吸い込まれるほどの白い瞳で和也ゆうの身体を隅々まで確認する。

「変に魂のパスも繋がってないのう、これなら問題ないじゃろう」
「そうか、ならよかった」

 久遠の診察を受けた和也ゆうは頷く。これでやっと、和也親友が解放されるのかと翔は喜んだ。そのタイミングで、反対側の扉が開く。

「主様! 無事人間全員が体育館から離脱したのを見守りました」

 リンが教室に素早く入ってきた。そして、朔夜の前まで進む。褒めて褒めてとあるはずのない尻尾がブンブンと振られているのが見える気がした。

「そう、最後の確認までありがと」

 朔夜はまた淡々と返す。もう少し、褒めてやればいいのにと翔は思ったが、リンは嬉しそうに頬を緩めている。これが通常運転なんだと少し呆れた。
 思わず、視線を逸らすとコウと目が合う。コウの瞳にも呆れの色が見える。何度もこのやり取りは行われていたんだなと確信が持てた。

「とりあえず、ゆうが身体から出た状態での様子も確かめたいのう。一度、このまま屋敷に来れるか?」
「おう、それで問題なければ、俺がもう一度取り憑いて帰宅すればいいか? 記憶の参照はしたから蔵から自宅に戻るのも、家の間取りも完璧だ」
「まあ、それがよかろうな」

 その間にも久遠と和也ゆうの打ち合わせは続いていた。そして、気付いたら今後の方針が決まってしまっていた。

「へぇ、白澤の屋敷に行くのか。まだ、呑みかけの酒があったから戻るか」

 教卓から飛び降りると、酒呑童子は腕を振った。すると先程まで持っていた酒瓶が消える。久遠達の方へと近付くと、知世に向かって右手を上げた。

「さっきの肴はうまかったからな、また頼む」
「......かしこまりました、酒呑童子様」

 知世は一礼をする。爪の先まで洗練されている礼に、酒呑童子への敬意が込められている。ずっと酒を呑んでいたイメージしかなかったが、凄い奴だったんだなと思わず感心してしまう。

「おっ、いいな。打ち上げで酒宴でもするか!」

 和也ゆうが、嬉しそうに同意する。その身体で酒宴とか言わないで欲しいと翔はモヤモヤする。窓側から離れ、朔夜に近付く。

「なあ、チカ。ゆうあいつがカズから離れた瞬間に殴れる方法はないか?」
「......そういう用途の道具を久遠に頼めば? 似たような道具作ってるから多分、いける」

 予想外に後押しされて翔は驚いた。スルーするか馬鹿にした瞳で見られると思っていたから、意外だ。

「......テメェが代わりにやればいいんじゃねぇのか。ゆうのこと触れるだろ?」
「なんで僕がわざわざ代わりにやらないといけないわけ?」
「そうだな、テメェはそういう奴だ」

 コウが諦めたように息を吐いた。翔は衝撃を受けた。朔夜が幽霊ゆうを触れるという爆弾を落とされたからだ。

「えっ? ......え?」

 混乱して、何から聞けばいいか翔はわからず口をパクパクと動かしてしまう。しかし、2人が気にするわけもない。話が終わったとばかりにお互い無言になり、聞ける雰囲気はすぐになくなった。

「おーい、さや。少年も! とっとと久遠の屋敷に移動するぞ」

 すでに和也ゆうは教室から、庭へと移動していた。酒呑童子も扉から移動している。
 そんなに酒宴がしたいのかと相変わらずの緊張感のなさに呆れた。隣から盛大なため息が聞こえる。思わず横を見ると朔夜が普段の不機嫌そうな様子で2人を見ていた。

 そして、無言で扉に向かう。コウとリンも朔夜の後に続く。慌てて翔も扉に向かった。
 扉を越えるとそこは、二度訪れた久遠の屋敷だった。確かに出入りは最初に訪れた時を除いて、扉から行き来していたが、なんでもありすぎないかともはや、言葉すら出ない。
 全員が扉から出たことを確認すると、扉の横に控えていた知世が蔵の扉を閉めた。

「とりあえず、まずはその身体の確認からだ。ゆう、客間でいいな? 一応、霊障が出ないように意識を奪う陣は発動させている」
「おっ、流石白澤様! 準備がいいな」

 和也ゆうはそのまま縁側から屋敷に入り、襖を開けて中に入っていった。その様子に苦言することもなく、久遠も屋敷に入る。

「おう、翔もここには来たことあるのか! 行くぞ!」
 
 翔は楽しそうな酒呑童子に引きずられるように屋敷に連れて行かれた。なんとか、抵抗して縁側で靴を脱げただけ、ホッとする。
 そのまま、以前も案内された客間に入ると息を呑む。

「......へぇ、俺が出ていった後に場を整えていたのか」

 口笛を吹きながら酒呑童子は感心する。客間の一角に布団が敷いてあり、その周辺に青く光る魔法陣が浮かび上がっている。
 和也ゆうは迷わずに魔法陣の中に入ると、布団に横になる。

「よいしょっと」

 そんな軽い掛け声と共に、和也の身体が二重に見えた。そして、ふわっと人影が浮かび上がる。そして、やっと和也からゆうが離れた。
 その光景を見て、まず翔は安堵した。これで和也親友の身体が好きに使われることはない。それに、顔色も悪くなく、静かに寝息を立てている。身体にも影響がなさそうだと視覚からも確認できた。
 ゆうはいつも通りに宙を浮きながら、布団から離れる。

『あー、肩凝った。人ってすげぇな。宙に浮けないし、足で歩くのめんどくさいし』

 翔達の方までスーと飛んできながら、ゆうは笑っている。いや、それが普通なんだけどとゆうの自由人度に何も言えない。

「顔色は問題ないみたいだね、腕輪は外す?」
「そうじゃな、この状況でも異常はない。あとは腕輪の有無の確認でしまいじゃ」

 朔夜は久遠に確認してから、和也の右腕に嵌っている腕輪を外した。特に和也の身体には変化はない。久遠は改めて和也を見ると頷いた。

「大丈夫そうじゃ、影響もない。起きた時には記憶の混濁が少しはあるかもしれんが、寝起きのような許容範囲じゃろう。霊感も目覚めていないから、急に霊を見ることもない」

 久遠の言葉に翔は胸を撫で下ろす。和也は普通の生活を送れる。それが嬉しい。

「......この状態でもう一度、ゆうが取り憑いたらまた確認の必要性が出てくる。稲荷、藤原の部屋はわかる? 蔵を藤原の部屋に繋げて、コウに運び込ませる。で、リンは家族に藤原は自分で帰ってきたと催眠をかける。これでいい?」

 朔夜が状況を見て、指示を出す。久遠は少し考えてから頷く。

「体の負担を考えるとそちらの方がいいな」
「......稲荷、いい?」
「おう」

 和也の部屋を思い浮かべて蔵の扉を開ければいいんだよなと頷く。次に視線だけで朔夜はコウとリンに確認する。そして全員から同意を得て、次の行動が決まった。
 コウが和也を担ぐように抱える。翔はその持ち方に思うところがあったが、口をつぐんで靴を履き、庭に出た。
 コウとリンが後に続く。ゆうも楽しそうに飛ぶようにしてついてくる。蔵の扉に手をかける。

「開けるぞ?」

 誰に確認するでもなく、呟くと翔は和也の家に遊びにきた感覚で、部屋に入ると思いながら扉を開ける。
 するとそこはきちんと見慣れた和也の部屋だった。中には誰もいない。翔は安堵の息をつく。

「よしっ」

 それと同時にガッツポーズをした。やっと自分が役に立てた気がした。
 翔が扉を開けっ放しにした状態で少し横に避けると、コウとリンが扉から和也の部屋に入る。コウは丁寧に和也をベッドに横たえる。
 一方のリンは周りを見回してからカツンと踵を鳴らした。特に目に見えた変化は起きなかったが、それで終わったのだろう。

 リンは無言で部屋から出てくる。その後に続き、コウも出てきた。これで終わりなのだろうかと、翔はコウを見る。視線に気付いたコウが頷いた為、翔は蔵の扉を閉めた。

 明日、和也の様子はしっかり観察しようと解放された親友を思う。これで、本当に全てが終わったんだと翔は実感する。
 柔らかい風が髪を揺らす感覚すら、心地よく感じた。
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境界の管理人 〜隠世と現世の狭間で織りなす青春奇譚〜作者:星川宙
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翔は窓から外の様子を見る。特に混乱もなく、生徒達が校門へと向かい歩いていっている。催眠をかけると言われていたが、足取りだけ見ると操られている様子はない。
 生徒ばかりで教師がいないのは、生徒が無事に帰宅するのを見届けるためだろう。

 普段よく見かける日常の放課後。その光景に気付くと翔の口角は自然と緩む。教室内は誰も喋らず、酒呑童子の酒を呑む音だけが響いていた。そんな静寂を破るように、教室の扉が開かれた。

「無事か?」

 音のした方を見ると、そこには久遠と知世がいた。高校に不釣り合いの子どもと和装の女性の登場に違和感を覚える。さらに2人の背後に広がっている光景は廊下ではなく、緑に囲まれた庭だ。頭が混乱する。しかし、そんな翔の様子を知るよしもない久遠はチラリと教室内を見回す。そして迷わずに和也ゆうの元に向かった。そして、吸い込まれるほどの白い瞳で和也ゆうの身体を隅々まで確認する。

「変に魂のパスも繋がってないのう、これなら問題ないじゃろう」
「そうか、ならよかった」

 久遠の診察を受けた和也ゆうは頷く。これでやっと、和也親友が解放されるのかと翔は喜んだ。そのタイミングで、反対側の扉が開く。

「主様! 無事人間全員が体育館から離脱したのを見守りました」

 リンが教室に素早く入ってきた。そして、朔夜の前まで進む。褒めて褒めてとあるはずのない尻尾がブンブンと振られているのが見える気がした。

「そう、最後の確認までありがと」

 朔夜はまた淡々と返す。もう少し、褒めてやればいいのにと翔は思ったが、リンは嬉しそうに頬を緩めている。これが通常運転なんだと少し呆れた。
 思わず、視線を逸らすとコウと目が合う。コウの瞳にも呆れの色が見える。何度もこのやり取りは行われていたんだなと確信が持てた。

「とりあえず、ゆうが身体から出た状態での様子も確かめたいのう。一度、このまま屋敷に来れるか?」
「おう、それで問題なければ、俺がもう一度取り憑いて帰宅すればいいか? 記憶の参照はしたから蔵から自宅に戻るのも、家の間取りも完璧だ」
「まあ、それがよかろうな」

 その間にも久遠と和也ゆうの打ち合わせは続いていた。そして、気付いたら今後の方針が決まってしまっていた。

「へぇ、白澤の屋敷に行くのか。まだ、呑みかけの酒があったから戻るか」

 教卓から飛び降りると、酒呑童子は腕を振った。すると先程まで持っていた酒瓶が消える。久遠達の方へと近付くと、知世に向かって右手を上げた。

「さっきの肴はうまかったからな、また頼む」
「......かしこまりました、酒呑童子様」

 知世は一礼をする。爪の先まで洗練されている礼に、酒呑童子への敬意が込められている。ずっと酒を呑んでいたイメージしかなかったが、凄い奴だったんだなと思わず感心してしまう。

「おっ、いいな。打ち上げで酒宴でもするか!」

 和也ゆうが、嬉しそうに同意する。その身体で酒宴とか言わないで欲しいと翔はモヤモヤする。窓側から離れ、朔夜に近付く。

「なあ、チカ。ゆうあいつがカズから離れた瞬間に殴れる方法はないか?」
「......そういう用途の道具を久遠に頼めば? 似たような道具作ってるから多分、いける」

 予想外に後押しされて翔は驚いた。スルーするか馬鹿にした瞳で見られると思っていたから、意外だ。

「......テメェが代わりにやればいいんじゃねぇのか。ゆうのこと触れるだろ?」
「なんで僕がわざわざ代わりにやらないといけないわけ?」
「そうだな、テメェはそういう奴だ」

 コウが諦めたように息を吐いた。翔は衝撃を受けた。朔夜が幽霊ゆうを触れるという爆弾を落とされたからだ。

「えっ? ......え?」

 混乱して、何から聞けばいいか翔はわからず口をパクパクと動かしてしまう。しかし、2人が気にするわけもない。話が終わったとばかりにお互い無言になり、聞ける雰囲気はすぐになくなった。

「おーい、さや。少年も! とっとと久遠の屋敷に移動するぞ」

 すでに和也ゆうは教室から、庭へと移動していた。酒呑童子も扉から移動している。
 そんなに酒宴がしたいのかと相変わらずの緊張感のなさに呆れた。隣から盛大なため息が聞こえる。思わず横を見ると朔夜が普段の不機嫌そうな様子で2人を見ていた。

 そして、無言で扉に向かう。コウとリンも朔夜の後に続く。慌てて翔も扉に向かった。
 扉を越えるとそこは、二度訪れた久遠の屋敷だった。確かに出入りは最初に訪れた時を除いて、扉から行き来していたが、なんでもありすぎないかともはや、言葉すら出ない。
 全員が扉から出たことを確認すると、扉の横に控えていた知世が蔵の扉を閉めた。

「とりあえず、まずはその身体の確認からだ。ゆう、客間でいいな? 一応、霊障が出ないように意識を奪う陣は発動させている」
「おっ、流石白澤様! 準備がいいな」

 和也ゆうはそのまま縁側から屋敷に入り、襖を開けて中に入っていった。その様子に苦言することもなく、久遠も屋敷に入る。

「おう、翔もここには来たことあるのか! 行くぞ!」
 
 翔は楽しそうな酒呑童子に引きずられるように屋敷に連れて行かれた。なんとか、抵抗して縁側で靴を脱げただけ、ホッとする。
 そのまま、以前も案内された客間に入ると息を呑む。

「......へぇ、俺が出ていった後に場を整えていたのか」

 口笛を吹きながら酒呑童子は感心する。客間の一角に布団が敷いてあり、その周辺に青く光る魔法陣が浮かび上がっている。
 和也ゆうは迷わずに魔法陣の中に入ると、布団に横になる。

「よいしょっと」

 そんな軽い掛け声と共に、和也の身体が二重に見えた。そして、ふわっと人影が浮かび上がる。そして、やっと和也からゆうが離れた。
 その光景を見て、まず翔は安堵した。これで和也親友の身体が好きに使われることはない。それに、顔色も悪くなく、静かに寝息を立てている。身体にも影響がなさそうだと視覚からも確認できた。
 ゆうはいつも通りに宙を浮きながら、布団から離れる。

『あー、肩凝った。人ってすげぇな。宙に浮けないし、足で歩くのめんどくさいし』

 翔達の方までスーと飛んできながら、ゆうは笑っている。いや、それが普通なんだけどとゆうの自由人度に何も言えない。

「顔色は問題ないみたいだね、腕輪は外す?」
「そうじゃな、この状況でも異常はない。あとは腕輪の有無の確認でしまいじゃ」

 朔夜は久遠に確認してから、和也の右腕に嵌っている腕輪を外した。特に和也の身体には変化はない。久遠は改めて和也を見ると頷いた。

「大丈夫そうじゃ、影響もない。起きた時には記憶の混濁が少しはあるかもしれんが、寝起きのような許容範囲じゃろう。霊感も目覚めていないから、急に霊を見ることもない」

 久遠の言葉に翔は胸を撫で下ろす。和也は普通の生活を送れる。それが嬉しい。

「......この状態でもう一度、ゆうが取り憑いたらまた確認の必要性が出てくる。稲荷、藤原の部屋はわかる? 蔵を藤原の部屋に繋げて、コウに運び込ませる。で、リンは家族に藤原は自分で帰ってきたと催眠をかける。これでいい?」

 朔夜が状況を見て、指示を出す。久遠は少し考えてから頷く。

「体の負担を考えるとそちらの方がいいな」
「......稲荷、いい?」
「おう」

 和也の部屋を思い浮かべて蔵の扉を開ければいいんだよなと頷く。次に視線だけで朔夜はコウとリンに確認する。そして全員から同意を得て、次の行動が決まった。
 コウが和也を担ぐように抱える。翔はその持ち方に思うところがあったが、口をつぐんで靴を履き、庭に出た。
 コウとリンが後に続く。ゆうも楽しそうに飛ぶようにしてついてくる。蔵の扉に手をかける。

「開けるぞ?」

 誰に確認するでもなく、呟くと翔は和也の家に遊びにきた感覚で、部屋に入ると思いながら扉を開ける。
 するとそこはきちんと見慣れた和也の部屋だった。中には誰もいない。翔は安堵の息をつく。

「よしっ」

 それと同時にガッツポーズをした。やっと自分が役に立てた気がした。
 翔が扉を開けっ放しにした状態で少し横に避けると、コウとリンが扉から和也の部屋に入る。コウは丁寧に和也をベッドに横たえる。
 一方のリンは周りを見回してからカツンと踵を鳴らした。特に目に見えた変化は起きなかったが、それで終わったのだろう。

 リンは無言で部屋から出てくる。その後に続き、コウも出てきた。これで終わりなのだろうかと、翔はコウを見る。視線に気付いたコウが頷いた為、翔は蔵の扉を閉めた。

 明日、和也の様子はしっかり観察しようと解放された親友を思う。これで、本当に全てが終わったんだと翔は実感する。
 柔らかい風が髪を揺らす感覚すら、心地よく感じた。
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