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連載中短編

八咫烏シンドローム

作者:然々曰フォロワー 0
「三回目なら、家族には言っておいた方がいい。八咫烏だから」 ネットの片隅に残された、意味不明な書き込み。 フリーライターの蔀千景は、編集者から渡された古い没企画をきっかけに、「八咫烏シンドローム」と呼ばれる奇妙な噂を調べ始める。 調査に加わったのは、地図とネット解析に長けた笠縫颯真と、古い新聞や郷土資料を収集する祝迫圭吾。 どれだけ過去へ遡っても、この言葉を最初に使った人物は見つからない。 ただ、各地には共通する記録が残されていた。 行ったことのない道を知る者。 選択を一度も間違えなくなった者。 そして、二つしかないはずの道に――「三本目」を見る者。 1996年、白折峠で消えた一家。 1983年に録音された謎の診療記録。 そこに残っていた、まだ生まれてすらいないはずの三人の声。 調査を続けるほど、三人は一つの疑問へ近づいていく。 八咫烏は、三本目の道を意味しているのか。 それとも――誰かを、そこへ導くものなのか。 やがて千景は気づく。 自分がこの噂を調べ始めたのは、本当に偶然だったのか。 そして、忘れていた幼い日の記録には、彼女自身の声でこう残されていた。 「今日は、三本あったよ」
この表紙はAI画像を使っています八咫烏シンドローム 表紙
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目次(2話)
最終更新:2026/10/4
序章:また八咫烏か
2026/10/3 投稿
第一話:没企画
2026/10/4 投稿
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