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SufY.104:大航海時代の幕開け!余剰鉱石とカラメル技術で建造する第1号船

絶壁の崖(断崖絶壁)の中腹を大拡張して完成した、全天候型インサイド造船ドック【にんじんっ要塞ドック港】

ドック内には、直上の地下大農園・採掘場から竪穴(たてあな)を通じて無制限に降りてくる黒金(13NkQ)白銀(14NkQ)神金(17NkQ)音鉄(16NkQ)などの超高級鉱石が整然と積み上げられている。

その圧倒的な資材の山を前に、主役の咲姫(さき)が佩刀『符凛刀(ぷりんとう)』をビシッと掲げた!

「ふむ......!最高の港とドックが完成したのです!次はいよいよ、南の大海原『にんじんっ大平洋(仮)』へ乗り出すための【船】を造る番なのですっ!」

「おうよ!咲姫船長!」
常識人の猫二(ねこじ)が設計図の巻物を広げる。
「未知の海域の索敵や星図作成を行うなら、まずは機動性と探検性能に長けた小型艦【キャラベル級探検艦】から建造に取りかかるのが定石だな!」

「ふふっ、その通りですわ」
商人・アリシアが算盤剃刀をパチンと鳴らし、職人チームを呼び寄せる。
「まずは1隻目の探検船で『黄金糖航路』を開拓し、未知の島々や貿易ルートを探索するのが一番効率的ですわ!」

「よし!決まりなのです!第一号船は【にんじんっ型キャラベル級探検艦】を建造するのですっ!」

◇

「ガハハハハ!船造りとなればワシら鍛冶・造船ギルドの腕の見せ所だだすよーーーッ!」

鍛冶ギルド長の長短刀鍛冶が金槌を振り上げ、力将士の雷電、掘啄士の考平、技犬士のわんわん、伐採士の木鎌太郎がドック中央へ集結する!

「木材を切り出して乾かす時間を待つ必要はゼロだだす!船体のフレームと外板には、軽くて頑丈で耐水性に優れた『白銀』と『音鉄』を惜しみなく投入するだす!」

「わんわん特製の『全自動白銀曲げ加工プレス機』稼働開始だワン!」

カン!カン!ギギギギ......ッ!

ドック内に金属の心地よい打撃音が響き渡り、流線型のスマートな「にんじんフォルム」をした超高耐久の金属船体がみるみるうちに組み上がっていく!

「おいおい......相変わらず仕事が速すぎるだろ!」
猫二が驚く隣で、現場の整備兵たちがバケツに入ったドロッとした褐色液体とハケを持って船底へ集まってきた。

「よし、仕上げに船底へ防水・防腐用の塗装を施すぞ」

「......って、ちょっと待て!!」
猫二が目を丸くして整備兵の手元を二度見する!
「お前らが持ってんの、タールじゃなくて......カラメルじゃないか!?なんで船底にカラメル塗ろうとしてんだよ!!」

整備兵が当然のような顔で答える。
「え?咲姫様が『だってその方がおいしそうなのです』っておっしゃったので......」

「理由が食欲優先すぎるだろ!!カラメルなんか塗ったら海で溶けて甘いスープになるだけだぞ!!」

「いやぁ、それが猫二さん......」
整備兵が困り顔で、化学式がズラリと書かれた羊皮紙を提示した。

「咲姫様の『ぷりにんっ因子(Pn)』が添加された『改良型カラメルタール(RCT-Mk2)』を塗りたくると、なぜか船体強度と魔力伝導率が数倍に跳ね上がって、防水性能もタールより完璧になっちゃうんですよね......。現場の僕らも『タールよりカラメルの方が丈夫なんですよね......』としか言えなくて......」

「理論が崩壊してるのに実績が出ちゃってるよ!!咲姫概念(概念改変)のゴリ押しが凄まじすぎる!!」

「ふふん!カラメル塗装こそが咲姫艦隊の真骨頂なのですっ!」
咲姫が誇らしげに胸を張り、符凛刀の黄金の光を船体全体に注ぎ込む!

◇

さらに、技犬士のわんわんが特製の大砲を船首と舷側に据え付けた。

「咲姫様!例の『概念破壊大砲Royal-Concept-Breaker』の試作型、設置完了だワン!」

「おっ、それが噂の大砲か!」
猫二が大砲の砲口を覗き込む。
「見た目は普通の格好いい大砲だが......中身はなんなんだ?」

「ふむ!砲弾には超高粘度の特殊カラメル(CBC)が詰まっているのです!」
咲姫がドヤ顔で説明する!

「相手の船をドカンと爆破して沈めるのではなく、このカラメル弾(CBC)をぶち込んで、帆や滑車、舵、大砲をねっとり固着(FunctionLock)させるのです!船体は無傷なのに、船として動けなくする......これぞ『船という概念の破壊』なのですっ!」

「敵海賊からしたら『船は無傷なのに何も動かねぇぇぇ!?』ってパニックになるやつだな!恐ろしいのに甘い匂いがしそうだぜ......!」

「ふにゃ~~♪船底から甘~いカラメルの匂いがして、お酒がどんどん進むお~~♪」
代表のうさちぁんは、出来上がった船の甲板で背中の白金酒樽からひしゃくでお酒を煽り、すでにご機嫌モードだ!

◇

こうして、最新の化学式と咲姫概念が融合した、記念すべき大航海時代の第一号艦が堂々完成した!

【にんじんっ型キャラベル級探検艦・1号艦プリンセス・キャロット号】

全長:小型~中型機動探検艦
船体構造:白銀&音鉄ハイブリッドフレーム(超高耐久・流線型にんじんフォルム)
船底塗装:改良型カラメルタール(RCT-Mk2)塗装(強度・魔力伝導率爆上がり仕様)
主武装:概念破壊大砲Royal-Concept-Breaker(特殊カラメル弾CBC仕様)
特殊効果:航行した海域にほんのり甘いカラメルの光沢を残し、未知の『黄金糖航路』を形成する!

崖内の巨大ドックの水門(ドックゲート)がゴゴゴゴ......と音を立てて持ち上がり、前方に眩しい南の太陽と大海原が広がる!

「全員、乗船完了なのです!」
咲姫が佩刀『符凛刀』を南の海へ向けて颯爽と突き出した!

「にんじんっ型キャラベル級探検艦プリンセス・キャロット号出航なのですっ!目指すは南の未知なる大航海時代なのですっ!」

「「「おーっっ!!黄金糖航路へ向かって、いざ出航だおーーーーっっ!!」」」

ザバーーーーッッ!!

甘いカラメルの香りと共に、白銀の探検船が爽快な水しぶきを上げて『にんじんっ大平洋(仮)』へと一陣の風のように飛び出していくのであった!
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SufY.105:南の大海原へ!黄金糖航路の開拓と「カラメル海」の伝説
クラフトアルケミスト~大航海時代~作者:モカルドルラテ
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SufY.104:大航海時代の幕開け!余剰鉱石とカラメル技術で建造する第1号船

絶壁の崖(断崖絶壁)の中腹を大拡張して完成した、全天候型インサイド造船ドック【にんじんっ要塞ドック港】

ドック内には、直上の地下大農園・採掘場から竪穴(たてあな)を通じて無制限に降りてくる黒金(13NkQ)白銀(14NkQ)神金(17NkQ)音鉄(16NkQ)などの超高級鉱石が整然と積み上げられている。

その圧倒的な資材の山を前に、主役の咲姫(さき)が佩刀『符凛刀(ぷりんとう)』をビシッと掲げた!

「ふむ......!最高の港とドックが完成したのです!次はいよいよ、南の大海原『にんじんっ大平洋(仮)』へ乗り出すための【船】を造る番なのですっ!」

「おうよ!咲姫船長!」
常識人の猫二(ねこじ)が設計図の巻物を広げる。
「未知の海域の索敵や星図作成を行うなら、まずは機動性と探検性能に長けた小型艦【キャラベル級探検艦】から建造に取りかかるのが定石だな!」

「ふふっ、その通りですわ」
商人・アリシアが算盤剃刀をパチンと鳴らし、職人チームを呼び寄せる。
「まずは1隻目の探検船で『黄金糖航路』を開拓し、未知の島々や貿易ルートを探索するのが一番効率的ですわ!」

「よし!決まりなのです!第一号船は【にんじんっ型キャラベル級探検艦】を建造するのですっ!」

◇

「ガハハハハ!船造りとなればワシら鍛冶・造船ギルドの腕の見せ所だだすよーーーッ!」

鍛冶ギルド長の長短刀鍛冶が金槌を振り上げ、力将士の雷電、掘啄士の考平、技犬士のわんわん、伐採士の木鎌太郎がドック中央へ集結する!

「木材を切り出して乾かす時間を待つ必要はゼロだだす!船体のフレームと外板には、軽くて頑丈で耐水性に優れた『白銀』と『音鉄』を惜しみなく投入するだす!」

「わんわん特製の『全自動白銀曲げ加工プレス機』稼働開始だワン!」

カン!カン!ギギギギ......ッ!

ドック内に金属の心地よい打撃音が響き渡り、流線型のスマートな「にんじんフォルム」をした超高耐久の金属船体がみるみるうちに組み上がっていく!

「おいおい......相変わらず仕事が速すぎるだろ!」
猫二が驚く隣で、現場の整備兵たちがバケツに入ったドロッとした褐色液体とハケを持って船底へ集まってきた。

「よし、仕上げに船底へ防水・防腐用の塗装を施すぞ」

「......って、ちょっと待て!!」
猫二が目を丸くして整備兵の手元を二度見する!
「お前らが持ってんの、タールじゃなくて......カラメルじゃないか!?なんで船底にカラメル塗ろうとしてんだよ!!」

整備兵が当然のような顔で答える。
「え?咲姫様が『だってその方がおいしそうなのです』っておっしゃったので......」

「理由が食欲優先すぎるだろ!!カラメルなんか塗ったら海で溶けて甘いスープになるだけだぞ!!」

「いやぁ、それが猫二さん......」
整備兵が困り顔で、化学式がズラリと書かれた羊皮紙を提示した。

「咲姫様の『ぷりにんっ因子(Pn)』が添加された『改良型カラメルタール(RCT-Mk2)』を塗りたくると、なぜか船体強度と魔力伝導率が数倍に跳ね上がって、防水性能もタールより完璧になっちゃうんですよね......。現場の僕らも『タールよりカラメルの方が丈夫なんですよね......』としか言えなくて......」

「理論が崩壊してるのに実績が出ちゃってるよ!!咲姫概念(概念改変)のゴリ押しが凄まじすぎる!!」

「ふふん!カラメル塗装こそが咲姫艦隊の真骨頂なのですっ!」
咲姫が誇らしげに胸を張り、符凛刀の黄金の光を船体全体に注ぎ込む!

◇

さらに、技犬士のわんわんが特製の大砲を船首と舷側に据え付けた。

「咲姫様!例の『概念破壊大砲Royal-Concept-Breaker』の試作型、設置完了だワン!」

「おっ、それが噂の大砲か!」
猫二が大砲の砲口を覗き込む。
「見た目は普通の格好いい大砲だが......中身はなんなんだ?」

「ふむ!砲弾には超高粘度の特殊カラメル(CBC)が詰まっているのです!」
咲姫がドヤ顔で説明する!

「相手の船をドカンと爆破して沈めるのではなく、このカラメル弾(CBC)をぶち込んで、帆や滑車、舵、大砲をねっとり固着(FunctionLock)させるのです!船体は無傷なのに、船として動けなくする......これぞ『船という概念の破壊』なのですっ!」

「敵海賊からしたら『船は無傷なのに何も動かねぇぇぇ!?』ってパニックになるやつだな!恐ろしいのに甘い匂いがしそうだぜ......!」

「ふにゃ~~♪船底から甘~いカラメルの匂いがして、お酒がどんどん進むお~~♪」
代表のうさちぁんは、出来上がった船の甲板で背中の白金酒樽からひしゃくでお酒を煽り、すでにご機嫌モードだ!

◇

こうして、最新の化学式と咲姫概念が融合した、記念すべき大航海時代の第一号艦が堂々完成した!

【にんじんっ型キャラベル級探検艦・1号艦プリンセス・キャロット号】

全長:小型~中型機動探検艦
船体構造:白銀&音鉄ハイブリッドフレーム(超高耐久・流線型にんじんフォルム)
船底塗装:改良型カラメルタール(RCT-Mk2)塗装(強度・魔力伝導率爆上がり仕様)
主武装:概念破壊大砲Royal-Concept-Breaker(特殊カラメル弾CBC仕様)
特殊効果:航行した海域にほんのり甘いカラメルの光沢を残し、未知の『黄金糖航路』を形成する!

崖内の巨大ドックの水門(ドックゲート)がゴゴゴゴ......と音を立てて持ち上がり、前方に眩しい南の太陽と大海原が広がる!

「全員、乗船完了なのです!」
咲姫が佩刀『符凛刀』を南の海へ向けて颯爽と突き出した!

「にんじんっ型キャラベル級探検艦プリンセス・キャロット号出航なのですっ!目指すは南の未知なる大航海時代なのですっ!」

「「「おーっっ!!黄金糖航路へ向かって、いざ出航だおーーーーっっ!!」」」

ザバーーーーッッ!!

甘いカラメルの香りと共に、白銀の探検船が爽快な水しぶきを上げて『にんじんっ大平洋(仮)』へと一陣の風のように飛び出していくのであった!
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