ホームクラフトアルケミストの異世界素材録 〜スローライフから始まる概念破壊の銀河群像劇〜ep.293 別荘宇宙の起工。地上と地下を結ぶ「しれっと」トンネル
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ep.293 別荘宇宙の起工。地上と地下を結ぶ「しれっと」トンネル

 地下500メートルの秘密指令所――もとい、新生『創世の箱庭』
そこは既に、咲姫のわがままとアリシアの事務能力、そしてサヤの献身とうさちぁんの酒気が完璧に調和した「究極の聖域」となっていた。

「テラちゃん! ここはとっても快適なのですけど、たまにはお日様を浴びながら『聖域の白パン』を食べたいのです!」 「...。地上へ戻ればよろしいのでは? そもそもここは、貴女を安全に隠匿するための場所なのですから」

 ティーカップを置いたテラが至極真っ当な回答を返すが、咲姫は不満げに頬を膨らませた。 「ただ戻るだけじゃつまらないのです! 地上の人たちにも、この箱庭宇宙の凄さを自慢...いえ、お裾分けして、ついでに別荘を作っちゃうのです!」

 その言葉を待っていたと言わぬばかりに、アリシアがたぬき耳をピコピコと揺らし、バインダーを広げた。 「あらあら、いいですね咲姫様。では、ここを『本家』とし、地上に利便性の高い『別邸(ショールーム)』を構えましょう。地上の接続先ですが...以前、猫二様がハチャメチャにされたおかげで地価が暴落し、その後ピカピカに整備された『月面拠点』付近の土地を、しれっと抑えておきました、ですね」

「仕事が早すぎるのです、アリシア!」 「できる秘書ですから。...さあ、うさちぁん様。地下と地上を直結する『次元のバイパス』、お願いしますね」

 うさちぁんが凶悪な笑顔で特製シェーカーを構える。 「まかせてよぉ! 500メートルの土砂なんて無視して、空間自体をストローみたいに繋げちゃうからねぇ!」

 うさちぁんが空間をシェイクし、咲姫が茶器で「光の道」を点てる。テラの演算回路が「物理的な地盤沈下のリスク」を警告するが、アリシアが「事務的に修正しておきました」と一蹴する。

【生産品:宇宙エレベーター(プライベート・エディション)】
・仕様:地下500メートルと地上を瞬時に繋ぐ。物理的な筒ではなく、乗った瞬間に座標が「しれっと」入れ替わる空間移動型。
・内装:サヤのこだわりにより、移動中の0.1秒間でもリラックスできるよう、アロマとクラシック音楽が完備されている。

「繋がったのですー! さあ、地上の別荘宇宙に、最高の星々を並べるのです!」

 秘密指令所の壁に、地上へと続く黄金の扉が出現した。
テラが「防衛プロトコルが...私の管理権限が...」と頭を抱える横で、サヤは既に「別邸用」の予備のティーセットを五神の虚空ポーチに詰め込み、涼やかな顔で扉を開けた。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【拓の章:進捗状況 1/8】
・咲姫:地上への進出を宣言。別荘宇宙の玄関口を完成させる。
・アリシア:月面拠点の土地を「しれっと」取得。不動産管理能力を披露。
・うさちぁん:空間をストローのように繋げ、物理法則をさらに無視。
・サヤ:別荘への引っ越し準備を秒速で完了。
・テラ:指令所のセキュリティ崩壊を目の当たりにし、遠い目をする。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
あとがきモカルドルラテ
うさちぁん「これで地上の居酒屋にも、しれっと飲みに行けるねぇ♪」 アリシア「経費精算は私を通してくださいね?」 咲姫「テラちゃんも一緒に行くのです! 地上のお日様の下でお茶を点てるのです!」 テラ「……。もう好きになさい。日焼け止めデータの準備をしておきますわ……」
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クラフトアルケミストの異世界素材録 〜スローライフから始まる概念破壊の銀河群像劇〜作者:モカルドルラテ
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 地下500メートルの秘密指令所――もとい、新生『創世の箱庭』
そこは既に、咲姫のわがままとアリシアの事務能力、そしてサヤの献身とうさちぁんの酒気が完璧に調和した「究極の聖域」となっていた。

「テラちゃん! ここはとっても快適なのですけど、たまにはお日様を浴びながら『聖域の白パン』を食べたいのです!」 「...。地上へ戻ればよろしいのでは? そもそもここは、貴女を安全に隠匿するための場所なのですから」

 ティーカップを置いたテラが至極真っ当な回答を返すが、咲姫は不満げに頬を膨らませた。 「ただ戻るだけじゃつまらないのです! 地上の人たちにも、この箱庭宇宙の凄さを自慢...いえ、お裾分けして、ついでに別荘を作っちゃうのです!」

 その言葉を待っていたと言わぬばかりに、アリシアがたぬき耳をピコピコと揺らし、バインダーを広げた。 「あらあら、いいですね咲姫様。では、ここを『本家』とし、地上に利便性の高い『別邸(ショールーム)』を構えましょう。地上の接続先ですが...以前、猫二様がハチャメチャにされたおかげで地価が暴落し、その後ピカピカに整備された『月面拠点』付近の土地を、しれっと抑えておきました、ですね」

「仕事が早すぎるのです、アリシア!」 「できる秘書ですから。...さあ、うさちぁん様。地下と地上を直結する『次元のバイパス』、お願いしますね」

 うさちぁんが凶悪な笑顔で特製シェーカーを構える。 「まかせてよぉ! 500メートルの土砂なんて無視して、空間自体をストローみたいに繋げちゃうからねぇ!」

 うさちぁんが空間をシェイクし、咲姫が茶器で「光の道」を点てる。テラの演算回路が「物理的な地盤沈下のリスク」を警告するが、アリシアが「事務的に修正しておきました」と一蹴する。

【生産品:宇宙エレベーター(プライベート・エディション)】
・仕様:地下500メートルと地上を瞬時に繋ぐ。物理的な筒ではなく、乗った瞬間に座標が「しれっと」入れ替わる空間移動型。
・内装:サヤのこだわりにより、移動中の0.1秒間でもリラックスできるよう、アロマとクラシック音楽が完備されている。

「繋がったのですー! さあ、地上の別荘宇宙に、最高の星々を並べるのです!」

 秘密指令所の壁に、地上へと続く黄金の扉が出現した。
テラが「防衛プロトコルが...私の管理権限が...」と頭を抱える横で、サヤは既に「別邸用」の予備のティーセットを五神の虚空ポーチに詰め込み、涼やかな顔で扉を開けた。

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【拓の章:進捗状況 1/8】
・咲姫:地上への進出を宣言。別荘宇宙の玄関口を完成させる。
・アリシア:月面拠点の土地を「しれっと」取得。不動産管理能力を披露。
・うさちぁん:空間をストローのように繋げ、物理法則をさらに無視。
・サヤ:別荘への引っ越し準備を秒速で完了。
・テラ:指令所のセキュリティ崩壊を目の当たりにし、遠い目をする。
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あとがきモカルドルラテ
うさちぁん「これで地上の居酒屋にも、しれっと飲みに行けるねぇ♪」 アリシア「経費精算は私を通してくださいね?」 咲姫「テラちゃんも一緒に行くのです! 地上のお日様の下でお茶を点てるのです!」 テラ「……。もう好きになさい。日焼け止めデータの準備をしておきますわ……」
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