ep.351 天から降る1000億の福音、あるいは巨大オムレツの衝撃
「...見なさい。これが16エトスの重み、ネギの精霊がもたらす『真実の卵』です!」 新人(魔王)が天を指差すと、黄金の光と共に、直径20mを超える巨大な卵が一つ、ゆっくりと落下してきた。
「にゃうにゃあああ! 巨大すぎるのです! あのサイズ、どうやってひっくり返すのですか!? ...っていうか、咲姫の(食べる)分はあるのですかーっ!?」 咲姫はカメラを投げ捨て、食欲と絶望が入り混じった顔で叫んだ。
「ガハハ! 巨大建材(卵)搬入や! 野郎ども、迎撃(調理)準備! 割れた瞬間にフライパンへ誘導しろや!」 怪獣リーダーが重機を動かし、猫二が「殻の破片で怪我するなよニャ!」とメガホンで叫ぶ。
その混乱の中、うさちぁんは咲姫の肩を抱いた。 「あはは、咲姫ちゃん。そんなに心配しなくても、私がお手製のお酒を作ってあげるよぉ。...えいっ、『卵酒(一人前)』召喚!」
しかし、魔法陣から溢れ出したのは、一人前どころではない、コンテナサイズで1000億個を超える卵の濁流だった。 「...にゃうにゃ!? 宇宙船が卵で埋まるのです! 卵の津波なのですー!!」
「...お酒じゃない...。でも、卵が1000億個あるなら、やることは決まっています!」 サヨがエルフの聖域を展開して卵をキャッチし、騎士が聖なる包丁で空中で次々と殻を割っていく。 「アリスちゃん! ケチャップライスの上に、この1000億の黄色い絨毯を敷き詰めましょう!」 「了解ですサヨちゃん! 騎士さんの微塵切り、私の超火力、そしてこの卵の海...! 計算上、銀河一巨大なオムライスが、今、ここに建設されます!」
さらに、うさちぁんが「お口直しに白ワインも出しちゃうよぉ~」と50本の瓶を召喚。しかし、騎士が一口飲むと...。 「...ッ!! ...酸っぱい!! これ、ワインじゃなくて『お酢』ですよ、うさちぁん!!」
「あはは、間違えちゃった。でも、お酢と卵とケチャップがあれば、もっと複雑な味になるんじゃないかなぁ~」
「...尊い...。この酸味、この色、この理不尽な物量...! まさにこれこそが、命の輝き(洋食)なのですー!!」 咲姫は押し寄せる卵の波に揉まれながら、お酢をラッパ飲みして再びカメラを構えた。
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【結の章:進捗状況 7/8】
咲姫(主人公):1000億の卵とお酢の刺激で、脳内物質が限界突破。もはや「食べる」のか「撮る」のか「溺れる」のか判別不能なトランス状態へ。
騎士(聖騎士):空中で1000億個の卵を割るという、神業を超えた「エッグ・スレイヤー」の称号を獲得。
サヨ & アリス:巨大卵(20m)を芯にしつつ、1000億の卵でコーティングする「超大型オムライス」の建築主任。
新人(魔王):自分の20m卵が、うさちぁんの1000億卵に数で圧倒され、「...僕の存在感、また薄くなってませんか?」と困惑。
うさちぁん:卵1000億個とお酢50本を「うっかり」召喚。失敗を一切認めず、その場でマヨネーズの密造を開始。
アリシア:「さらっと。1000億個の卵の関税、および巨大オムライスの不動産登記を完了しました。この惑星は本日より『NUC第1食堂』と命名します」
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物語は、ついに「結の章」のクライマックス、第352話へ!