ep.316 探(たん)の章(完結):二つの顔を持つ惑星。エトスフェリア新時代
惑星の表には、優雅で神秘的な箱庭宇宙の入り口「エトスフェリア」 惑星の裏には、黄金の輝きを放つ超古代の物流拠点「アンティ・エトス」この二つが「にゃうにゃ特急」で結ばれたことで、咲姫の住まう惑星は、名実ともに宇宙の覇権を握る(本人は遊んでいるだけの)重要拠点へと進化した。
「にゃうにゃ! 遺跡さんも工場さんも、すっかり馴染んだのです!」 咲姫は特急の展望席から、黄金に輝く地底都市と、地上へと繋がるクリスタルのトンネルを眺めて満足げに頷いた。
「あらあら、これで『拓』と『探』は完了ですね。...さらっと」 アリシアがバインダーを閉じ、遺跡と工場の全稼働データを「定常運用モード」へと移行させた。もはやアリシアが細かく指示を出さずとも、システムは自動で利益を生み出し、宇宙の利便性を向上させ続ける。
「姉様、地上のメンテナンスも終わったわ。...くいっと」 果林が最後の一仕事を終え、遺跡の清浄な空気をくいっと煽る。彼女の管理により、遺跡内は常に「咲姫が最も落ち着く香り」に保たれている。
「駅のホームの拡張も、僕がさくっと済ませておきましたよ!」 わんわんがスコップを肩に担ぎ、尻尾を振る。彼が掘り上げたルートは、今や銀河中の商人が憧れる「黄金のシルクロード」となっていた。
「皆様、お疲れ様でした。...ささっと」 サヤが指を弾くと、特急の車内に最高級のシャンパンと、アクア・ルナの聖水で淹れたお茶が運ばれてきた。
「あはは! 最高のバカンスから、最高のお仕事(遊び)に繋がったねぇ! 乾杯だよぉ!」 うさちぁんがシェーカーを高く掲げ、お酒の泡が星屑のように車内に舞った。
「...咲姫様。これからは、この巨大化したシステムをどう『守り、広げていくか』が鍵となりますわ。管理AIとして、私の仕事がますます増えそうですわね」 テラは溜息をつきつつも、どこか誇らしげに、水冷式に改造された自身の回路を冷やす「美味しい水」を一口飲んだ。
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【探の章:最終進捗 8/8】
・咲姫:惑星の「表」と「裏」を完全に支配(遊び場化)し、満足の笑みを浮かべる。
・うさちぁん:古代遺跡の酒蔵をベースに、宇宙初の「次元熟成ブランド」を確立。
・サヤ:「ささっと」新人のわんわんと果林を一人前の運営スタッフに育て上げた。
・アリシア:「さらっと」遺跡の収益で、次の銀河一つ分を購入できるほどの資産を蓄積。
・わんわん:「さくっと」惑星のインフラを盤石にし、宇宙一の「掘り出し物」執事へ。
・果林:「くいっと」遺跡の環境維持と接客を完璧にこなし、最速のメイドとして定着。
・テラ:惑星規模のインフラが「にゃうにゃ!」の一言で正常稼働している事実に、ついに白旗を上げる。
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