ep.315 にゃんこ工場フル稼働! 「しれっと」変わる銀河の生活
黄金の遺跡『アンティ・エトス』は、いまや宇宙最大の物流拠点となっていた。最下層の『にゃんこ工場(肉球プラント)』が、咲姫の思いつきを次々と製品化し、全宇宙へ輸出を開始したからだ。
「アリシア、この『にゃうにゃ!』って唱えると、お部屋が勝手にお片付けされる魔法の箱を、みんなに届けるのです!」 「あらあら、素敵なアイデアですね。...さらっと」
アリシアが製品のライセンスをさらっと発行すると、工場から肉球マークの付いた「全自動・空間整理ボックス」が次々と出荷されていく。 さらに、うさちぁんが攪拌した「絶対に酔わない(でも気分は最高)ノンアルコール・ウォッカ」も、健康志向の宇宙人たちの間で爆発的なヒットを記録した。
物流を支えるのは、わんわんと果林の連携だ。 「全宇宙からの注文データは、僕がさくっと仕分けして、最短ルートの配送トンネルを掘りますよ!」 わんわんが亜空間をさくっと掘り進め、各惑星の玄関口へ直接届く「にゃんこ宅配ルート」を構築。
「発送準備、完了。...くいっと」 果林が「迅速の秘薬」をくいっと煽り、梱包された商品に次々とスピードアップの魔法をかけていく。彼女の耳は、配送途中のトラブルの予兆を光速で察知し、未然に防いでいた。
「皆様、お届けものです。...ささっと」 サヤが指を弾くと、配送ゴーレムたちが銀河中に飛び立ち、エトスフェリアの「便利とわがまま」が瞬く間に全宇宙を席巻した。
しかし、その結果、宇宙中の人々が「にゃうにゃ!」と唱え始めたことで、銀河全体の魔力波形が咲姫の波長に同期し始めるという、壮大な(しれっとした)異変が起き始めていた。
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【探の章:進捗状況 7/8(運用拡大フェーズ)】
・咲姫:自分の名前と掛け声が銀河標準語(スタンダード)になったことに大満足。
・うさちぁん:銀河中の居酒屋のサーバーをアクア・ルナのパイプラインに接続し、「お酒の王」として君臨。
・サヤ:「ささっと」全宇宙の配送状況を管理する巨大モニター室を遺跡内に設置。
・アリシア:「さらっと」銀河全体の経済指標を「咲姫様の幸福度」に直結させる新システムを運用。
・わんわん:「さくっと」配送センターを拡張し、宇宙一のロジスティクス・キングへ。
・果林:「くいっと」配送ミスをゼロに抑え、宇宙顧客満足度No.1を維持。
・テラ:宇宙全体が「エトスフェリア化」していく様子を見て、「これ、侵略ではなく『快適化』による支配ですわ...」と震える。
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