ep.374 涙の先の必殺シュート、ネギの門を撃ち抜く衝撃
「拝(はい)の章」第5回。もはや宗教を超え、ただひたすらに「勝利」と「熱」を追い求めるスポーツ漫画のような限界突破の展開です。玉ねぎの刺激が涙を呼び、その向こう側に真理(ゴール)を視る者たちの激闘!
「にゃうにゃあ! これなのです! 視界がゼロ、呼吸も困難! だからこそ研ぎ澄まされる、アスリートの『第六感』こそが神への捧げ物なのですー!!」
玉ねぎの粒子が猛吹雪のように舞い、フィールド上の全員が涙に濡れている。だが、その瞳に宿る火は消えていない。
「...見えた。風の、継ぎ目」 ハヤテが、玉ねぎのコートを滑るように加速した。彼女の足元には、餡子熊王の「粘り気のある餡子」がコーティングされ、さらに摩擦を増した芋サッカーボール。ハヤテはバレーボールのトスを上げるような鋭いキックで、ボールを空高く打ち上げた!
「どすこぉぉぉぉい!! 打ち上げるなら、叩き落とすのが力士の礼儀よぉ!!」 迎撃に跳んだのは雷電。巨躯が重力を無視して宙を舞い、バレーボールのアタックの如き掌底でボールをゴールへと叩きつける! その一撃は衝撃波を生み、周囲の玉ねぎ粒子を吹き散らした。
「...通しません。ここが、私の守るべき聖域です」 ゴールの前、ネギの門を背に立つのは騎士神主。彼は激痛に耐え、あえて目を閉じていた。聴覚だけでボールの風切り音を捉え、ネギ玉串を大剣のように構える。 「神威(かむい)――一閃!!」 雷電の剛球を、騎士はネギ玉串のしなりを利用して真っ向から弾き返した! 飛び散るネギの葉と芋の火花。
「...今だ。...ズズッ。若者よ、魂を乗せろ」 弾かれたボールの落下地点にいたのは、涙で顔をぐちゃぐちゃにした超新人だった。 「...見ていろアリシアさん! これが、私の時給アップへの執念だぁー!!」 超新人は、自身の魔力を足先に集中させ、ネギと芋が融合したような緑のオーラを纏ったボレーシュートを放つ。ボールは不規則にブレながら、文字通り「バレーボールの回転」と「サッカーの威力」を両立させ、ゴールへと吸い込まれていく。
「これなのですー!! 少年漫画のクライマックスのような熱量! 涙と汗が蒸発して、虹が見えるのですー!!」
「あはは、熱いねぇ~。でもその熱で、玉ねぎの刺激がさらに増しちゃってるよぉ~。今なら定価の200万倍で、『冷感タオル(という名のアルコール布)』を売ってあげるよぉ~?」 うさちぁんが、勝利の余韻に浸る暇すら与えず、限界突破した選手たちに商売を仕掛けていた。
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咲姫(総監督):玉ねぎの霧の中、ハヤテと雷電、騎士の三つ巴の攻防を完璧な構図で撮影。
騎士(神主):心眼によるディフェンスで「聖域」を守り抜き、スポーツマンシップと信仰心の融合を体現。
雷電:空中でバレーのアタックを放つという、力士を超越した「空中戦」を披露。
超新人:涙を流しながらも執念のシュート。本人は「覚醒した」と確信しているが、周囲からは「泣きながら蹴っただけ」に見えている。
ハヤテ:極限のスピードで「アシスト」に徹し、チームプレイの美しさを証明。
猫二:激闘の衝撃波でカメラが壊れそうになるのを、自らの肉体(盾)で守り抜き、2000エトスへの希望を繋ぐ。
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