三人称一視点と一人称一視点について……なのだ?
っちゅーわけで第三弾やで工藤! なのだ٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
今回は
「三人称一視点と一人称一視点」について語ろうと思うのだ(*´꒳`*)
「誰の視点で書くか」は、最初に誰もがぶつかる壁だと思うのだ。
少しネットで調べれば出てくる情報だけど、今回は
【一人称一視点】のメリットデメリット、注意点と例文
【三人称一視点】のメリットデメリット、注意点と例文
この二つを私なりに分かりやすく書いてくつもりなのだ٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
そして何度も言うし何度でも保険をかけるけど、これはあくまで私個人の見解なのだ。書き方は書き手さんの数だけあるし、そこに優劣を付けるつもりはないってことは忘れないで読んでくださいなのだ(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
それじゃ行くのだー!!
【一人称一視点と注意点】
解説:
主人公から見た世界、内面をそのまま描写する書き方なのだ。
地の文で「私は」「僕は」「俺は」「自分は」と視点主の一人称を固定する方法なのだ。
メリット:
主人公から見た世界、情報を主人公の感覚のまま読者に伝えられる。また主人公の心の声をダイレクトに書けるから、読者の没入間が高いのだ。
デメリット:
視点が主人公に固定されるから、主人公が見れる範囲、知る範囲の情報しか書けないのだ。
注意点:
作者としては自分が考えた設定を見せたくて、つい主人公が知らない情報を書いてしまいがち。それをやっちゃうと視点主がブレて、読者が「いや、なんでお前が知ってんねん」って思っちゃうのだ。
次の例文で①視点がブレてる例文 ②修正した例文
として書いてみるのだ。
***
(例① 視点主が知らない情報あり)
数多の風を穿つ【宝剣・風来坊】を構えた俺は、朝焼けの空を睨みつけた。
(なにか来る......! このプレッシャー、誰なんだ......ッ⁉︎)
足元の切り立った崖。森に囲まれた故郷『提灯の里』では、父と妹がまだ眠っていた。
村では、誰もが危機に気づかず、安らかに寝息を立てている。
だからこそ、俺がみんなを守る。俺の刀氣を嗅ぎつけた終末の使徒。その脅威に晒すわけにはいかない。
(例② 修正version)
数多の風を穿つ【宝剣・風来坊】を構えた俺は、朝焼けの空を睨みつけた。
(来る......! このプレッシャー、誰なんだ......ッ⁉︎)
足元の切り立った崖。森に囲まれた故郷『提灯の里』では、父と妹がまだ眠っているだろう。他の里人も、誰もが危機に気づかず、安らかに寝息を立てているはずだ。
だからこそ俺がみんなを守る。俺の刀氣を嗅ぎつけたナニかの群れ。その脅威に晒すわけにはいかない。
***
はい、変化点を示してみたのだ。
違いとして、主人公が見えていない情報・確定できていない情報を予測・予想の形に直したのだ。
簡単な修正だけど、視点主としてのブレはなくなったと思うのだ。
◇◆◇
【三人称一視点と注意点】
解説:
主人公の頭の上にカメラを設置して俯瞰的に世界を描写する書き方なのだ。
地の文で「彼は」「◯◯は(キャラ名)」と視点主を呼称する方法なのだ。
メリット:
基本的に一人称一視点と大きな差はないんだけど、一人称一視点より客観的な表現と、主人公が気づきにくい情報も読者に伝えられるのだ。
デメリット:
基本的に視点主の内声を直接描写できない(※あくまで基本的には)。そのため地の文での内面描写になり、その際に視点主以外の内面も書いてしまいがちなのだ。
注意点:
一人称一視点と重なるけど、主人公の視界・意識外の情報は書いたらダメなのだ。
物語の進行上どうしても視点外の情報を書きたい時は、***や◇◆◇とかで明確な視点変更を挟むことなのだ。
次の例文で①視点がブレてる例文 ②修正した例文
として書いてみるのだ。
あ、良くないところと修正点をこんな感じで強調してみるのだ。
***
(例① 視点ブレ×内面の直接描写)
――大都会アスリニアの駅前を、竜族の青年ソルは歩いていた。
自動車に電車、駅ビルの巨大モニターなど、魔石により発展した街並みに内心でビビりながらも、生まれつきの三白眼で周囲への睨みは忘れない。
「あー、クソ......リカのやつ、どこ行ったんだよ」
思い出すのは愛しい妹リカの顔。先日故郷から姿を消した大切な妹。彼女の笑顔を思い出し、どうしようもない不安に駆られる。
そんなソルを、人並みの隙間からじっと見つめる人物がいた。
ソルと同じ藍色の髪をポニーテールでまとめ、大きく愛らしい碧眼でソルの姿に瑞々しい唇を半月型に吊り上げる少女。
兄への歪んだ愛情を胸に、ソルの悪態を愛おしく観察している。
(例② 視点ブレ・内面描写修正×視点変更)
――大都会アスリニアの駅前を、竜族の青年ソルは歩いていた。
自動車に電車、駅ビルの巨大モニターなど、魔石により発展した街並みをどこかおっかなびっくり眺めながらも、生まれつきの三白眼で周囲への睨みは忘れない。
「あー、クソ......リカのやつ、どこ行ったんだよ」
思い出すのは愛しい妹リカの顔。先日故郷から姿を消した大切な妹。彼女の笑顔を思い出し、目つきが不安で険悪に歪む。
「ん? ......なんて、気のせい、か?」
ふと視界の端に映った影に、ソルがわずかに気をとられる。だが人並みに紛れた人影は、まるで幻影のように姿をくらませた――。
◇◆◇
――リカは大きく愛らしい碧眼で、兄の背中を追いかけていた。
ソルと同じ藍色の髪をポニーテールでまとめ、瑞々しい唇を半月型に吊り上げる。
「ふふっ、お兄ちゃん可愛い」
《《ソルへの歪んだ愛情。自分を探し悪態を装う彼の姿に、妖艶な笑みを浮かべていた――》》。
***
こんな感じに書いてみたのだ(*´꒳`*)
もしかしたら例①でも普通に読めちゃうかもだけど、それは「神視点」に入ってるのだ。
あ、けして神視点を否定するつもりはないんだけど、視点の管理やキャラへの没入が難しいから、あんまりオススメしないのだ٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
えーっと、今回は以上なのだ!!
本当は「地の文とセリフのバランス」と「情報の出し方」についても書こうと思ったけど、それは次回にするのーだ・:*+.\(( °ω° ))/.:+
それじゃみんな、ばいばーいなのだ٩(๑❛ᴗ❛๑)۶