~いつしか共に居続けたいと思うように~
でも、私は本来いてはいけない存在なので。
帰る方法が見つかって、別れなければいけなくなりました。
だけど、どうしても離れたくなくて。
もう、この時すでに「彼」に夢中だったんです。
心から愛してしまった。
だから、どうにか一緒にいられないかって我がままを言って「彼」を困らせてしまったんですよね。
しかも、子供みたいに泣くに泣いてしまって「彼」、凄く困惑していました。
涙をぬぐってくれた「彼」の優しさがまた辛くて。
それで、提案をしたんです。
「彼」には名前がないというか、覚えていないらしいと聞いていたので、名前をね?
プレゼントしたんです。
「ハイド=ガン・ケン=ホロウ」
意味は、首が無い隠れた幽霊みたいな感じですね。
「彼」の家にあった書物で英語を少し勉強させてもらっていたので、そこから捻り出したんです。
そうしたら「彼」ものすごく気に入ってくれて。
それで、お互い覚悟を決めて。
要は、腹をくくったんですよ。
どうにかして、共に居ようって。