ホーム›ある日突然、無職の俺が、自分より丸々8歳も年下の女の子がVTuberになるのを手伝うことになった。›ただいま
← 次の話目次前の話 →

ただいま

 079

路地の入り口でタクシーを降りた...前に話した、アパートや商店が立ち並ぶあの路地だ。

もし年初めの頃の私だったら...周りの全てが暗い世界のように思えただろう。

でも今回は、世界の見方が少し変わった。

 周りの人たち、そして周りの全てに、以前より笑顔を向けるようになった。

 たとえ世界が私に微笑み返してくれなくても...。

「ただいま...」

 誇らしげにそう言いながら、靴棚を見渡した。そこには靴があちこちに散乱していた。

 以前はたった2足しかなかったのに...。

 私は一人で微笑み、家の中にいる皆にも微笑みかけた。

「やあ...」

 温かく挨拶すると、皆が声を揃えて答えた。

「おかえりなさい!!」

 私は満面の笑みを浮かべた...これまでずっと他人の幸せを願ってきた私だったけれど...これからは...幸せになるのは...私自身...

「はい...お土産...」

 買ってきたお菓子を二人に投げ渡すと、二人は映画を見ながらそれを食べた...

「あ...そういえば、今日の模型は完成したの?」

 キッチンに入り、冷蔵庫を開けて、冷たい水をボトルごと飲み干した...

「あとは模型のデザインだけ...」

 ハルと話しながら絵を描いているアキラちゃんをちらりと見た...この二人が付き合っているなんて信じられない...

「あ...まゆりん...」

「はい?」

「今日は5人目のメンバーを売り出す準備をして...」

「わかった!」

 夕食の食材を冷蔵庫に入れようとキッチンに入ると、彼女が後からついてきた。

「おかえり...」

「おかえり...」

 彼女は僕に近づいてきた。

「あのね...ほら...2週間も会ってなかったから...すごく寂しかったんだ...だから...それで...」

 彼女は僕の言いたいことを察したように、少しニヤリと笑った。

「あの...キスを2回してもいいかな?」

「アキくん...愛情表現が苦手みたいね?」

 僕はまた笑った。

「じゃあ、どう愛情表現すればいいの?」


 僕は彼女に顔を近づけた...

「何か甘い言葉を言ってくれたら...キスさせてあげるよ...」

 少し考えて...甘い言葉が頭に浮かんだ...

「世界で一番可愛い彼女がいるのに、キスできないなんて...すごく残念だよ...」

「ベタすぎる...ダメ...」

「お願いだよ、ダーリン...一生懸命頑張ってきたんだから...キスくらいしてもいいかな?」

 僕はしつこく彼女に迫った...

「どうせ毎日キスしてるじゃない...」

「あれは頬に軽くキスしただけ...キスしたのは一度だけ...」

「まるで子犬みたい...じゃあ...目を閉じて...」

 言われた通りに目を閉じると...突然...

 彼女は僕のシャツを引っ張り、情熱的にキスをした...

「!!」

「......」

 柔らかそうな唇がゆっくりと...僕の唇に触れた...5秒間...

 それから彼女はゆっくりと僕を離した...彼女の顔は真っ赤だった...

「サちゃん......」

 僕は彼女を抱きしめ、再び情熱的にキスをした...

 サちゃんは僕のシャツをぎゅっと掴んだ...僕より背の低い彼女は、ゆっくりとダイニングテーブルまで歩いて行き、腰を下ろした...

「アキくん......」

 彼女は僕の顔を見つめ...そして優しく僕の首筋を噛んだ...

「うっ......」

 彼女はもっと強く噛んだ...もっと強く...そしてまた僕の顔を見つめた...

「ずっと前からこうしたかったんだ......」

 僕の唇から血が滲み出て、彼女の唇にも移った...だから僕は再び彼女にキスをした...

 彼女の唇、舌、唾液、そして血が混じり合った...

「もし君が20歳だったら、とっくに君の処女を奪っていたのに......」

「ふふ......未成年を奪わないでね、私の愛しい彼氏さん~♡」

 僕はますます挑発されて、彼女の首筋にキスを重ねた...

 そして、強く吸い付いた...

「あぁ~~♡」

「君...」

 すると、サジャンが私の耳元で囁いた...優しく...そして力強く...

「ふふ...私たちのキスマーク...だから...」

 彼女は顔を私の方に近づけた。

「他の誰とも行かないでね?...私の愛しい彼氏~~♡」

「絶対に...」

 私はそう断言した。今日のサジャンの様子がなぜか変だった...

「今日はすごくセクシーだよ...」

 彼女の首筋に顔をうずめると、彼女は僕のシャツをさらに強く握りしめた...

「たぶん、ずっとアキくんのことばかり考えてたから...」

 そして彼女は僕に囁いた...もう我慢できなくなりそうだった...

「もう...アキくんとエッチすることしか考えられない...」

「君は...今まで...自慰したことある?...」

 彼女は少し間を置いて...小さく頷いた...

「あるわ。アキくんと付き合い始めてから...3回...した...」

 僕は彼女をテーブルに押し倒した...彼女は僕に微笑みかけた...

 しかし...

「待って...サちゃん...今日は何曜日...?」

 彼女は立ち上がり...キッチンのカレンダーを確認した...

「今日は11月14日...どうして?」

 やっぱり...危なかった...父さんみたいに小児性愛者になるところだった...

「今日は君の排卵日だよ...」

「あ...」

 サちゃんの顔は真っ赤になり...慌てて両手で顔を覆った...

 危なかった...逮捕されるところだった...

 お互いの目を見ることができず...いつものように彼女の頬にキスをして、キッチンを出た...

「...」


 みんなの視線が私たちに注がれていた...美冬は肩をすくめてテレビを見始めた...

 その視線...すぐに分かった。みんなが「あぁ、なんておバカなカップル...」って言ってるのだと。

「じゃあ、先にシャワー浴びてくるね...」

「うん...」

 こうして私たちは別れた...

 くそ...あと3年...3年...

 シャワーを終えて...それから彼らと一緒に映画を見始めた...
シェア
前の話 →
お父さんとドライブに出かける…2
← 次の話
ライブ配信の準備中......
ある日突然、無職の俺が、自分より丸々8歳も年下の女の子がVTuberになるのを手伝うことになった。作者:SakuSaku
目次を見る
コメント0件
ログインしてコメントする
まだコメントがありません
ホーム›ある日突然、無職の俺が、自分より丸々8歳も年下の女の子がVTuberになるのを手伝うことになった。›ただいま
← 前の話目次次の話 →

ただいま

 079

路地の入り口でタクシーを降りた...前に話した、アパートや商店が立ち並ぶあの路地だ。

もし年初めの頃の私だったら...周りの全てが暗い世界のように思えただろう。

でも今回は、世界の見方が少し変わった。

 周りの人たち、そして周りの全てに、以前より笑顔を向けるようになった。

 たとえ世界が私に微笑み返してくれなくても...。

「ただいま...」

 誇らしげにそう言いながら、靴棚を見渡した。そこには靴があちこちに散乱していた。

 以前はたった2足しかなかったのに...。

 私は一人で微笑み、家の中にいる皆にも微笑みかけた。

「やあ...」

 温かく挨拶すると、皆が声を揃えて答えた。

「おかえりなさい!!」

 私は満面の笑みを浮かべた...これまでずっと他人の幸せを願ってきた私だったけれど...これからは...幸せになるのは...私自身...

「はい...お土産...」

 買ってきたお菓子を二人に投げ渡すと、二人は映画を見ながらそれを食べた...

「あ...そういえば、今日の模型は完成したの?」

 キッチンに入り、冷蔵庫を開けて、冷たい水をボトルごと飲み干した...

「あとは模型のデザインだけ...」

 ハルと話しながら絵を描いているアキラちゃんをちらりと見た...この二人が付き合っているなんて信じられない...

「あ...まゆりん...」

「はい?」

「今日は5人目のメンバーを売り出す準備をして...」

「わかった!」

 夕食の食材を冷蔵庫に入れようとキッチンに入ると、彼女が後からついてきた。

「おかえり...」

「おかえり...」

 彼女は僕に近づいてきた。

「あのね...ほら...2週間も会ってなかったから...すごく寂しかったんだ...だから...それで...」

 彼女は僕の言いたいことを察したように、少しニヤリと笑った。

「あの...キスを2回してもいいかな?」

「アキくん...愛情表現が苦手みたいね?」

 僕はまた笑った。

「じゃあ、どう愛情表現すればいいの?」


 僕は彼女に顔を近づけた...

「何か甘い言葉を言ってくれたら...キスさせてあげるよ...」

 少し考えて...甘い言葉が頭に浮かんだ...

「世界で一番可愛い彼女がいるのに、キスできないなんて...すごく残念だよ...」

「ベタすぎる...ダメ...」

「お願いだよ、ダーリン...一生懸命頑張ってきたんだから...キスくらいしてもいいかな?」

 僕はしつこく彼女に迫った...

「どうせ毎日キスしてるじゃない...」

「あれは頬に軽くキスしただけ...キスしたのは一度だけ...」

「まるで子犬みたい...じゃあ...目を閉じて...」

 言われた通りに目を閉じると...突然...

 彼女は僕のシャツを引っ張り、情熱的にキスをした...

「!!」

「......」

 柔らかそうな唇がゆっくりと...僕の唇に触れた...5秒間...

 それから彼女はゆっくりと僕を離した...彼女の顔は真っ赤だった...

「サちゃん......」

 僕は彼女を抱きしめ、再び情熱的にキスをした...

 サちゃんは僕のシャツをぎゅっと掴んだ...僕より背の低い彼女は、ゆっくりとダイニングテーブルまで歩いて行き、腰を下ろした...

「アキくん......」

 彼女は僕の顔を見つめ...そして優しく僕の首筋を噛んだ...

「うっ......」

 彼女はもっと強く噛んだ...もっと強く...そしてまた僕の顔を見つめた...

「ずっと前からこうしたかったんだ......」

 僕の唇から血が滲み出て、彼女の唇にも移った...だから僕は再び彼女にキスをした...

 彼女の唇、舌、唾液、そして血が混じり合った...

「もし君が20歳だったら、とっくに君の処女を奪っていたのに......」

「ふふ......未成年を奪わないでね、私の愛しい彼氏さん~♡」

 僕はますます挑発されて、彼女の首筋にキスを重ねた...

 そして、強く吸い付いた...

「あぁ~~♡」

「君...」

 すると、サジャンが私の耳元で囁いた...優しく...そして力強く...

「ふふ...私たちのキスマーク...だから...」

 彼女は顔を私の方に近づけた。

「他の誰とも行かないでね?...私の愛しい彼氏~~♡」

「絶対に...」

 私はそう断言した。今日のサジャンの様子がなぜか変だった...

「今日はすごくセクシーだよ...」

 彼女の首筋に顔をうずめると、彼女は僕のシャツをさらに強く握りしめた...

「たぶん、ずっとアキくんのことばかり考えてたから...」

 そして彼女は僕に囁いた...もう我慢できなくなりそうだった...

「もう...アキくんとエッチすることしか考えられない...」

「君は...今まで...自慰したことある?...」

 彼女は少し間を置いて...小さく頷いた...

「あるわ。アキくんと付き合い始めてから...3回...した...」

 僕は彼女をテーブルに押し倒した...彼女は僕に微笑みかけた...

 しかし...

「待って...サちゃん...今日は何曜日...?」

 彼女は立ち上がり...キッチンのカレンダーを確認した...

「今日は11月14日...どうして?」

 やっぱり...危なかった...父さんみたいに小児性愛者になるところだった...

「今日は君の排卵日だよ...」

「あ...」

 サちゃんの顔は真っ赤になり...慌てて両手で顔を覆った...

 危なかった...逮捕されるところだった...

 お互いの目を見ることができず...いつものように彼女の頬にキスをして、キッチンを出た...

「...」


 みんなの視線が私たちに注がれていた...美冬は肩をすくめてテレビを見始めた...

 その視線...すぐに分かった。みんなが「あぁ、なんておバカなカップル...」って言ってるのだと。

「じゃあ、先にシャワー浴びてくるね...」

「うん...」

 こうして私たちは別れた...

 くそ...あと3年...3年...

 シャワーを終えて...それから彼らと一緒に映画を見始めた...
シェア
← 前の話
お父さんとドライブに出かける…2
次の話 →
ライブ配信の準備中......
ある日突然、無職の俺が、自分より丸々8歳も年下の女の子がVTuberになるのを手伝うことになった。作者:SakuSaku
目次
コメント0件
ログインしてコメントする
まだコメントがありません