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Lazy Emperor

作者:朔來 織フォロワー 0
「——は?マジで言ってんのか?バカ兄貴」 大陸最大の国家、ヴァルディア帝国。 皇室主催の社交パーティーで、第一皇子アレクシスは侯爵令嬢セシル・グランフェルトとの婚約破棄を宣言した。 それを見ていた第三皇子ルシアンが思ったことは—— 「めっちゃタイプ」 婚約が破棄された。 つまり、婚約者がいない。 ならば。 「俺と結婚しない?」 「お断りいたします」 ——解せぬ。 政治は嫌い。 権力争いはもっと嫌い。 皇位なんて欲しい奴が勝手に持っていけばいい。 酒を飲み、遊び、隙あらば昼寝する。 そんな人生を望んでいたルシアンだったが、セシルと結婚するためには、帝国宰相である彼女の父から認められなければならない。 仕方なく動き始めた第三皇子。 帝国内部の権力争い。 国外への技術流出。 北方国家との緊張。 海洋国家が秘密裏に開発する新兵器。 宗教国家の暗闘。 次々と現れる問題を前に、ルシアンは今日もため息をつく。 「これが今回の結婚の障害か……面白いじゃないか」 本人の望みは、ただ一つ。 好きな女と結婚して、のんびり暮らしたい。 これは—— ただ結婚したかっただけの怠け者の第三皇子が、なぜか世界を動かし、後世に『怠惰帝(Lazy Emperor)』と呼ばれるまでの物語。
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目次(1話)
最終更新:2026/10/2
解せぬ。
2026/10/2 投稿
最初から読む
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