ホームハイファンタジー終の巡礼
ハイファンタジー連載中短編#ファンタジー#男主人公#連作短編

終の巡礼

作者:いかフォロワー 0
この国には、死んだ者を蘇らせる神の力の通り道――『神道』がある。 神道が太い土地では多くの死者が蘇り、細い土地ではその奇跡はまばらにしか起こらない。 一度死んだ魂は神の国へと続く川へ還り、神はそこから魂を掬い上げ、気まぐれに人の身体へ返す。 そうして蘇った者は、けして完全な「その人」ではない。 それでも人は、それを救いと呼ぶ。 旅人クロードは、各地を巡りながら生きている。 時にギルドの依頼を受け、時に土地に残る奇妙な話を追い、人々の暮らしの中で、死と蘇生のあり方を見つめていく。 彼が出会うのは、死者を送り続ける者、蘇生を信じる者、蘇生を拒む者、神の理に触れて壊れてしまった者たち。 それぞれの土地に、それぞれの祈りと喪失があり、ひとつとして同じ死はない。 『終の巡礼』は、死者が蘇る国を旅する男の連作譚です。 一話ごとに異なる街や村、人々の人生と痛みに触れながら、物語は少しずつ、この国に満ちる奇跡の正体へ近づいていきます。 奇跡は救いなのか、それとも別の何かなのか。 これは、死と祈りのあわいを歩く旅の物語です。
終の巡礼 表紙
目次(1話)
最終更新:2026/9/10
胸に灯る
2026/9/10 投稿
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