【カミサマ】なるモノへ
ねぇ、【カミサマ】。貴方は一体____
以前、泣き喚き縋りついてきたモノが居た。
「神にしてくれ」「神にならなければならないのだ」
そんな戯け事を言っていたか。
そのモノを振り払い、「殺した」。
この世に神は居ないのだ。
【カミサマ】と「神様」を同義と捉える者は何であれ、「万死」に値するのだから。
たとえ「神様」であったとしても、たとえ【カミサマ】であったとしても。
「万死」に値するのだから。
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この物語を紡げるほど、ワタクシには文章能力と云うものを持ち合わせていない。
だが、ここまで紡げているのだ。これも【カミサマ】のおかげなのだろうか。
この物語を紡ぐのはワタクシ「執筆担当」の役目。【カミサマ】に従い、【カミサマ】を
崇め奉る事の一環だとワタクシは捉えている(教えられた)。
ちなみにワタクシは「元人間」、確か性別は男だったような気がする。
所謂「天使刑」に処されたものだ。“前世”と呼ばれる記憶はそれくらいで、他に覚えていることと言えば本を読んだことくらい。まぁ、その内容は覚えていないんだが。
ワタクシは所詮「天使」だし、【カミサマ】に従い、「担当」をこなすくらいしかでき
ない。だから、こんな事を考えても意味がないのだが。
今回はそうは言ってられない。【カミサマ】直々に「担当連絡」が来た。
《執筆担当天使の物語を紡げ》
とかなんとか言われた。ワタクシはロクに敬語も使えない役立たず不良品天使なんだけど、今回は今回だけは許してくれるんだとか。次敬語使わなかったら「堕とす」と言われた。たかが敬語くらいで怖い怖い...
あーーー!!もうめんどくさいからもう喋り口調で書きますね!?!?
あ、もしかしてこれ、【カミサマ】が読むやつじゃない?大丈夫?
あ、やべ、天使長来た。何でこういうときに限ってくるんだよ...え?うわ、こっち来た。
......最悪、呼ばれた。
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彼女は席を立ち、「天使長」の元へ行きました。
僕は彼女の席の隣の「執筆担当天使」。彼女の素行はかなり悪く、お世辞でなら丁寧と言えなくもないラインです。及第点ってところですね。
相変わらず「天使長」にお叱りを受けていますね、お可哀想に。
《会話をするように、語りかけるようにこの物語を紡げ》
と、指示をいただきましたので語りかけるように書いているわけですが...
なぜ【カミサマ】は“三人称視点”では無く“二人称視点”や“一人称視点”が多いんですか?
【カミサマ】はその方が読みやすいのでしょうか...?
考えても悩んでもキリがありません。僕達「天使」ごときが【カミサマ】にお目通りなど
出来ませんし!
そういえば、「天使長」は【カミサマ】に会ったことはあるんでしょうか?
気になります......今度また聞いてみますか。
そろそろ「天使長」から彼女へのお叱りが終わりそうなのでここで僕はお暇させていただきますね。
もしも【カミサマ】がこの物語をお読みになられたとしたら、僕の疑問へのお答えはいただけるのでしょうか...?......そんな夢物語あるわけないですよね。
さようなら、“監視”さん。またどこかで。
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大変。かんっっっっっっぜんに忘れてた。どうしよう、もう■時だよ?
終わった。もういいや、これで提出しよ。
ごめんなさい【カミサマ】......