SufY.119:白金400体の大狩猟!託される黄金島と迫り来る不穏な影
200匹の白金スライムを薙ぎ払い、大量の白金(14NkQ)を手に入れた咲姫たち。わんわんたちの技術革新が炸裂し、大狩猟時代へと突入する第119話です!
第一章:わんわんの狂気技術!『全自動白金凝縮キャノン』完成
ズガガガガガッ!ズドンッ!
「ふぅ......200匹倒したところで、咲姫も手が疲れてきたのです」
咲姫(さき)が符凛刀を収め、汗ひとつかいていない顔でつぶやく。周囲には山のように積み上がった純白金(14NkQ)のブロックが転がっていた。
「200匹も倒して手が疲れたで済むのかよ!!」
猫二(ねこじ)がツッコミを入れる中、わんわんと鍛冶職人たちが目を血走らせながら最新兵器を押し出してきた!
「咲姫さん!200匹分の戦闘データを元に、超効率化兵器を開発したワン!」
わんわんが羊皮紙の設計図を広げて誇らしげに叫ぶ。
「名付けて【白金凝縮カスタードキャノン】だワン!プリラの因子(Pn)と音鉄大砲を融合!撃つだけで範囲内の白金スライムを即座に一括超圧縮して、サイコロ状の白金ブロック(14NkQ)に自動変換・排出するワン!」
「ガハハハ!これで一匹ずつ倒す手間が省けるだだすよーっ!」
「科学(狂気)の進歩が早すぎるだろ!!」
第二章:大狩猟祭!さらに200匹の白金ブロック化
ドドドドドドドドッ!!バシューーーーッ!!
「いくのですっ!ボタン一発で白金がザクザクなのですっ!」
咲姫がテンション高くキャノンの発射ボタンを連射する!
砲口から放たれた黄金とカスタード色の高密度光線が、群がり寄る白金スライムの群れを次々と包み込んでいく!
パキパキパキパキッ!ポンッ!ポンッ!ポンッ!
「シャアァァァっ!?(※一瞬でサイコロ状に固められる音)」
「凄ぇぇぇっ!1ショットで10匹単位で白金ブロックに変わっていくぞ!!」
さらに200匹のホワイト・プラチナ・スライムが、あっという間に綺麗な正方形の白金ブロックへと変貌を遂げた!
累計400匹分の最高級白金(14NkQ)が、山のようにカスタード地盤の上に積み上がっていく。
「これだけで本国の経済規模が三倍に跳ね上がりますわ......!」
アリシアが算盤を弾く手が速すぎて残像が見え始めている。
「プルル~~ンっ♪(量産は任せるプル!)」
咲姫の頭の上のプリラも、誇らしげにプルプル揺れていた。
第三章:黄金島の託しと、咲姫たちの出航
「よし!この『黄金カスタード&白金無限採掘島』の管理も、後続組に任せるのですっ!」
大仕事を終えた咲姫たちが宣言すると、縦穴ラインから新たに到着した元武士たちと城下民の開拓隊が、ドッと歓声をあげた!
「咲姫様!お任せくだされだだす!この【白金凝縮キャノン】とカスタード地盤があれば、我らだけでも安全かつ超効率的に白金を採掘・加工できるだだす!」
元武士の隊長が白金ブロックを担ぎ上げて胸を叩く。
「無理は禁物だぞ!疲れたら『元・流金』の温かいカスタードスープを飲んで休むんだぞ!」
猫二が念を押すと、開拓民たちは笑顔で「ははーっ!」と応えた。
こうして、本国への白金供給ラインを構築した咲姫たちは、大満足で《プリンセス・キャロットMk-II》へと戻っていった。
第四章:水平線の彼方から現れた「不穏な影」
「ふぅ......今回も大収穫だったのです!」
咲姫が甲板の椅子に深々と腰掛け、プリラに揉んでもらいながら(?)ドヤ顔でくつろぐ。
「まったく......どこに行っても破天荒な大冒険になるな」
猫二が苦笑しながら、出航の準備を整えようと船首へ向かった。
その時である。
「む......?猫二さん、前方から『音』が近づいてくるワン」
わんわんがピクッと耳を立て、測定器の羊皮紙を覗き込んだ。
「音......?船のエンジン音か......?」
木鎌太郎が見張り台から望遠鏡を覗き込み、息をのんだ。
「ほ......報告だだす!遠くの水平線から、こちらへ向かって一直線に進んでくる『巨大な船』が見えるだだす!!」
「なに......!?この未踏海域に、俺たち以外の船だと......!?」
猫二が速やかに望遠鏡を受け取り、レンズの先を凝視した。
そこに映っていたのは~~
《プリンセス・キャロットMk-II》に匹敵する、あるいはそれ以上に異様な装飾を施された、見知らぬ巨大な船の影であった。
「ふむ......?咲姫たちの評判を聞きつけたファンクラブですか?」
咲姫が呑気に首をかしげる横で、不穏な風が大海原を吹き抜けていく。
未知の海の向こうから近づいてくるその船は、果たして味方か、それとも新たなるカオスな刺客なのか......!?