登場人物
◆西野 風人(にしの ふうと)
森林保護官の青年。
明るい栗色、深い緑色の瞳、22歳♂。
穏やかな性格で、一緒にいると相手を安らがせる雰囲気がある。
帝国人と思われる父親と日本人の母親との間に生まれた混血児。
北海道で生まれ、日本人の母親に育てられた私生児で、父親が誰かは知らない。
18歳のときに母を亡くし、父のてがかりを探すため、シュタルク帝国に移住した。
日本の国籍とシュタルク帝国の国籍をもっている。
◆美羽(みう)
帝国王家専属の開発チー厶が1341番目に作り出したワルキューレと呼ばれる人工生命体。
白鳥の姿で森の中に倒れていたところを風人に保護された。
ワルキューレは人の姿、動物の姿、その中間の半人半獣のような姿、3つの姿に変わることができる。
美羽は皇帝エルガーのために作られたが、何らかの不具合が起きたらしく、皇帝を主人として認識できない。
そのため廃棄処分されかけるが、本能的に危険を感じて脱走し、風人に保護された。
風人と暮らすうちに彼を慕うようになり、心を開いた際にワルキューレとして覚醒する。
美羽にとっては風人が主人であり、唯一心を許せる相手となっている。
◆エルガー・ツォルン・シュタルク
シュタルク帝国の皇帝。
白金色の髪、薄青色の瞳、30歳♂。
恐ろしいほど短気な性格で、気に入らぬ者はすぐ処刑しようとする暴君。
一向に懐かず覚醒もしない美羽を激しく鞭打った末に、廃棄処分を命じる。
◆オラフ・シュタイン
主に野生動物の治療を担当する獣医師。
白髪、灰色の瞳、70歳♂。
風人が保護している白鳥が皇帝の所有物であることに気付く。
皇帝の恐ろしさをよく知っているため、怪我が治ったら白鳥をリリースするよう促す。