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裏稼業

​世界を救う気なんてサラサラなし。 カッコいいアクション時々、男子寮のわちゃわちゃ日常! 癖強プロ集団のくだらなくて賑やかな寄宿舎生活が始まる。
 1

 幸か不幸か寄せ集められたヤツらは、不本意ながら寄宿舎で共同生活をしている。

 別に性格に難がある訳でも、何かをやらかした訳でもない。
 古くからある変わった血筋と言えば、その言葉だけで済まされる。 

 ガキの頃だ小学生ぐらいの...
 親友の悪友が、度胸試しをしようと言い始まった。

 でも、マジに墓地とか噂のある場所に行く勇気はないみたいで...

 『じゃ...夜の学校で度胸試しだ。学校前の橋に集まろうぜ!!』と、なんとも規模もスケールも小さい度胸試しが、開かれる事になったが、言い出した悪友の顔は、半分青ざめていたから。

 あぁ〜っ...コイツ。意外に度胸ねぇーなぁ〜っ...とか、冷静に突っ込んでた。

 一応、こう言うバカが、バカな事を考えていると親にチクったら。

 『ものは試しだ。禅! お前見てこい』とか、抜かしやがった。 

 『見てこい...?』 

 アグラをかいて酒とツマミのジャーキー片手にニヤニヤしたオヤジは、ヒョイと鞘に収められたナイフを俺に投げた。

 ※いや...子供に刃物を投げんなよ。

 今ならそんなツッコミを大声で罵るだろうが...
 その頃の俺とっては、オヤジから預かったナイフが、いつも鍛錬で使う模造品ではなく本物だって事にだけ興奮していた。

 俺の家系は、由緒? 代々? 國の裏組織に属する言うなれば、御庭番みたいな組織の担い手なんだそうだ。

 駆逐対象は、主に國に対して害と判断さられたモノとされボヤかされてはいるが、人ならずモノとだけ言っておく。
 戦闘時に気を抜けばやられる。
 深い傷を負えば、即戦闘不能。 
 
 オヤジは、現役の戦闘時に大怪我を負いアッサリと組織から抜けたらしい。
 で、一応結婚し俺が生まれたが、やっぱりカエルの子は、どこまでもカエルで...
 オヤジは、俺を小学校卒業と同時に寄宿舎にブチ込むべく鍛錬を課していた。

 まぁ...家系と血筋のやせいか、身軽で運動神経が良く割と身体も丈夫。
 だからか、丈夫過ぎなのと運動神経を並に似せるのも、また試練だった。

 極力目立たずにと振舞えば、自然と悪目立ちするのもまたそこは、浅い知恵の小学生だ。

 悪ガキや年上に目を付けられない訳がない。
 俺が、本気でやり返したら...

 ケガするのは、アッチだ。
 大ケガするのも、アッチだ。
 頭を下げるのは、オヤジ。 

 『散々、言っろが?! 一般人のガキ相手に本気で遣り合うなってぇよ!!』

 そう言って鍛錬中にしごかれるのは、目に見えている。

 低姿勢で、ハイハイと返事してれば収まるだろ。

 『...それじゃ...夜の学校に忍び込むの? 大変ね...』と、母もだいぶ一般的な感覚を持っていないために俺は、誰にも止められることなくオヤジから預かったナイフをリュックに隠し自転車で、集合場所の橋に向かった。
 
 
 
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怪異祓いの寄宿舎作者:サトマキ
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​世界を救う気なんてサラサラなし。 カッコいいアクション時々、男子寮のわちゃわちゃ日常! 癖強プロ集団のくだらなくて賑やかな寄宿舎生活が始まる。
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 幸か不幸か寄せ集められたヤツらは、不本意ながら寄宿舎で共同生活をしている。

 別に性格に難がある訳でも、何かをやらかした訳でもない。
 古くからある変わった血筋と言えば、その言葉だけで済まされる。 

 ガキの頃だ小学生ぐらいの...
 親友の悪友が、度胸試しをしようと言い始まった。

 でも、マジに墓地とか噂のある場所に行く勇気はないみたいで...

 『じゃ...夜の学校で度胸試しだ。学校前の橋に集まろうぜ!!』と、なんとも規模もスケールも小さい度胸試しが、開かれる事になったが、言い出した悪友の顔は、半分青ざめていたから。

 あぁ〜っ...コイツ。意外に度胸ねぇーなぁ〜っ...とか、冷静に突っ込んでた。

 一応、こう言うバカが、バカな事を考えていると親にチクったら。

 『ものは試しだ。禅! お前見てこい』とか、抜かしやがった。 

 『見てこい...?』 

 アグラをかいて酒とツマミのジャーキー片手にニヤニヤしたオヤジは、ヒョイと鞘に収められたナイフを俺に投げた。

 ※いや...子供に刃物を投げんなよ。

 今ならそんなツッコミを大声で罵るだろうが...
 その頃の俺とっては、オヤジから預かったナイフが、いつも鍛錬で使う模造品ではなく本物だって事にだけ興奮していた。

 俺の家系は、由緒? 代々? 國の裏組織に属する言うなれば、御庭番みたいな組織の担い手なんだそうだ。

 駆逐対象は、主に國に対して害と判断さられたモノとされボヤかされてはいるが、人ならずモノとだけ言っておく。
 戦闘時に気を抜けばやられる。
 深い傷を負えば、即戦闘不能。 
 
 オヤジは、現役の戦闘時に大怪我を負いアッサリと組織から抜けたらしい。
 で、一応結婚し俺が生まれたが、やっぱりカエルの子は、どこまでもカエルで...
 オヤジは、俺を小学校卒業と同時に寄宿舎にブチ込むべく鍛錬を課していた。

 まぁ...家系と血筋のやせいか、身軽で運動神経が良く割と身体も丈夫。
 だからか、丈夫過ぎなのと運動神経を並に似せるのも、また試練だった。

 極力目立たずにと振舞えば、自然と悪目立ちするのもまたそこは、浅い知恵の小学生だ。

 悪ガキや年上に目を付けられない訳がない。
 俺が、本気でやり返したら...

 ケガするのは、アッチだ。
 大ケガするのも、アッチだ。
 頭を下げるのは、オヤジ。 

 『散々、言っろが?! 一般人のガキ相手に本気で遣り合うなってぇよ!!』

 そう言って鍛錬中にしごかれるのは、目に見えている。

 低姿勢で、ハイハイと返事してれば収まるだろ。

 『...それじゃ...夜の学校に忍び込むの? 大変ね...』と、母もだいぶ一般的な感覚を持っていないために俺は、誰にも止められることなくオヤジから預かったナイフをリュックに隠し自転車で、集合場所の橋に向かった。
 
 
 
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