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スパム1 怒り心頭深夜1時

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怒り心頭深夜1時


『あれ、私にリンク送った?』

 などと言うダイレクトメールから事件は始まりました。

 これが知らない人からなら完全に無視で終わりますよね。でも、知り合いだとしたら?
※ここではその知り合いを仮に【ベトベンねつぞう】と呼びます。

「? いいえ」と答えると思います。

 すると、何やら画像が送られてきておれがベトベンによって通報『された』ことが分かります。

 通報者であるベトベンの言い分はこうです。

『似てる人と間違えてしまい、誤って通報してしまいました。すぐに気づいてこれは間違えただけであると言ったんですが、この場合本人から釈明してくれたらすぐに解決するのでDiscordを使用してリアルタイムで釈明の連絡をサポートサービスと取って下さい』

「はぁ? 何時だと思ってんですか。全てあなた1人の責任でありおれは全く無関係なのだからあなたが1人で何とかすべきだろ? 違うか」 

 時刻は深夜1時です。昼夜逆転生活をしているおれには実はとてもちょうどいい時間でしたが、カチンときていたので時間のことでベトベンに対して目一杯大きなマウントを取りに行きました。

『それはそうなのですが、早く釈明しなければあなたのアカウントが永久凍結になる可能性があると言われて焦っています』

「知るか。Discordはやってない。過去にやっていたけどパスワードだかIDだかを完全に忘れたので出来ないままでいる。おれに手間を取らさないでくれるか」

『新しくアカウントを作ればいい』

「電話番号は変わってないからもう登録されてる番号です、残念。ってなるだろ」

『それでも新しくアカウントを取り直すことはできます』

 そりゃそうだろうよ。ただ、面倒くさいことはやりたくなかった。

「やだよ」

『なんで動いてくれないんですか。このままではあなたの時間は失われつつある。私を助けてください』

 このあたりでピンと来るべきだったよな。なんか妙なこと言ってやがるなとは思ったんだ。だってこの文面から考えて助けられるべきはおれなはずだろ? でもまあ、仕方ないからDiscordを再ダウンロードしてみることに。

 まあね、なんやかんやで新しいDiscordアカウント作れましたよ。電話番号は登録しなければいいだけだからね。

「で、そのサポートサービスとやらはどう連絡とるんだ?」

※サポートサービスの管理者の名前はここでは仮に【パクリズム】とします。

『パクリズムという男と連絡を取って下さい』

────
──

20分くらい経過――

 悪戦苦闘の末、パクリズムと連絡取れました。だってコイツ、パクリズムのID間違えてんだもん。ざけんなよマジ。

 で、おれは何もやってない。無実なのでそこんとこよろしくな。的なことを送ってやったら返ってきた返信は全部英語。はー? どこまで不親切なんですか。

「全部英語で来るんだが」とイライラしておれはベトベンに不満を訴えた。すると......
『彼に日本語で話すよう言えばいい』だと。

 これにはカチンときて。

「敬語くらい使えませんか。こっちは怒っているわけですから」

『すみませんでした』

 けど、これがおれとベトベンねつぞうの最後のやり取りだった。



 ――いや、厳密にはベトベンねつぞう(偽)との、だが。



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「? いいえ」と答えると思います。

 すると、何やら画像が送られてきておれがベトベンによって通報『された』ことが分かります。

 通報者であるベトベンの言い分はこうです。

『似てる人と間違えてしまい、誤って通報してしまいました。すぐに気づいてこれは間違えただけであると言ったんですが、この場合本人から釈明してくれたらすぐに解決するのでDiscordを使用してリアルタイムで釈明の連絡をサポートサービスと取って下さい』

「はぁ? 何時だと思ってんですか。全てあなた1人の責任でありおれは全く無関係なのだからあなたが1人で何とかすべきだろ? 違うか」 

 時刻は深夜1時です。昼夜逆転生活をしているおれには実はとてもちょうどいい時間でしたが、カチンときていたので時間のことでベトベンに対して目一杯大きなマウントを取りに行きました。

『それはそうなのですが、早く釈明しなければあなたのアカウントが永久凍結になる可能性があると言われて焦っています』

「知るか。Discordはやってない。過去にやっていたけどパスワードだかIDだかを完全に忘れたので出来ないままでいる。おれに手間を取らさないでくれるか」

『新しくアカウントを作ればいい』

「電話番号は変わってないからもう登録されてる番号です、残念。ってなるだろ」

『それでも新しくアカウントを取り直すことはできます』

 そりゃそうだろうよ。ただ、面倒くさいことはやりたくなかった。

「やだよ」

『なんで動いてくれないんですか。このままではあなたの時間は失われつつある。私を助けてください』

 このあたりでピンと来るべきだったよな。なんか妙なこと言ってやがるなとは思ったんだ。だってこの文面から考えて助けられるべきはおれなはずだろ? でもまあ、仕方ないからDiscordを再ダウンロードしてみることに。

 まあね、なんやかんやで新しいDiscordアカウント作れましたよ。電話番号は登録しなければいいだけだからね。

「で、そのサポートサービスとやらはどう連絡とるんだ?」

※サポートサービスの管理者の名前はここでは仮に【パクリズム】とします。

『パクリズムという男と連絡を取って下さい』

────
──

20分くらい経過――

 悪戦苦闘の末、パクリズムと連絡取れました。だってコイツ、パクリズムのID間違えてんだもん。ざけんなよマジ。

 で、おれは何もやってない。無実なのでそこんとこよろしくな。的なことを送ってやったら返ってきた返信は全部英語。はー? どこまで不親切なんですか。

「全部英語で来るんだが」とイライラしておれはベトベンに不満を訴えた。すると......
『彼に日本語で話すよう言えばいい』だと。

 これにはカチンときて。

「敬語くらい使えませんか。こっちは怒っているわけですから」

『すみませんでした』

 けど、これがおれとベトベンねつぞうの最後のやり取りだった。



 ――いや、厳密にはベトベンねつぞう(偽)との、だが。



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