
地域猫への里親希望「みさき」
常時百五十~多いときには二百頭近い猫たちが暮らす「南ぬ浜町緑地公園」。
中には、他の猫と馴染めずに苦労している猫もいます。
樹上生活を続ける地域猫「みさき」も、他猫と馴染めない猫でした。
みさきは、他猫を避けて雑木林の木の上で暮らし、餌やりボランティアが来ても降りてきません。
ボランティアはそんなみさきのために、木の上に餌台を設置して、餌と水を置いてあげました。
他の猫たちがみさきの餌を奪いに行かないように、先に他の猫たちの餌を置くという配慮もしていました。
そんなみさきに、東京から里親希望がきました。
数えきれないほどの保護猫がいる日本で、東京からの直線距離1,950km~2,000kmほど離れた小さな島の地域猫に里親希望をされる方が現れたのです。
みさきは地域猫なので、保護も里親募集もしていませんでした。
餌やりボランティアがたまにSNSで紹介する程度でした。
それを見つけて、里親になりたいと名乗り出てくれた方には、ボランティア一同感動と感謝の気持ちでいっぱいです。
屋外生活を送る地域猫を飼い猫として迎えるには、いろいろと準備が必要です。
まず、健康診断と各種検査。
次に、ワクチンの接種。
南ぬ浜町緑地公園の猫たちは定期的に駆虫してもらっているので、島内の他地域の野良猫よりは健康状態は良い方です。
続いて、屋内生活に馴染めるか、トイレの認識はあるか、そうしたことを調べるためにボランティアの自宅での保護猫生活が始まりました。
東京へ空輸できるようになるのは、ワクチンの接種から二~三週間後です。
みさきは九月二十七日にワクチンを接種したので、そろそろ二週間になります。
現在は空輸の準備を初めているところです。
新しい環境に馴染めますように。
心穏やかに、幸せに暮らせますように。
ボランティアたちは、いつもそんな願いを込めて、猫たちを石垣島から送り出しています。
みさきも幸せに、長生きできることを願っています。
【ラリマーからのお願い】
南ぬ浜町緑地公園の地域猫たちは、ボランティアが餌やりと見守りをしています。
飼い猫として迎えたいと思われましたら、ラリマーまで御連絡下さい。
たまに無断で連れ去ってしまう方がいらっしゃいますが、見守る者たちが心配しますので、一声かけて下さいますよう、よろしくお願いします。