短編完結
万花のいろ、千葉のにほひ
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万葉の時代
波乱に富み、数奇な運命をたどりながらも、気高く生き、歌を捧げた額田王(ぬかたのおおきみ)。
そんな額田が幼い頃に三輪山の麓で出逢ったのは、大海人皇子。
ふたりは惹かれ合い、やがて愛し合うようになるが、その恋は成就できぬものだった。
万の花のように、千の葉のように、たおやかしたたかに、
彼女は美しく恋を伝える。
【注意】
この物語はフィクションです。
実在した歴史上の人物に関する考察は、参考文献を踏まえつつの個人的解釈であり、ひろく人口に膾炙しているものとは言えません。様々な説があり、その幾つかを採用させていただきました。
また、語彙、呼び名などもその時代にそぐわない表記もあるかと思います。不勉強のため至らぬところも多いのですが、好き勝手に書いた「創作物」としてご理解、ご了承いただけましたら幸いです。