ハイファンタジー長編連載中
落ちこぼれの私が最強の悪魔に転生したらするべきこと?
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魔法が使えない。
使おうとすれば倒れ、実技試験では落第。
魔法使いを夢見る少女ルナ・フラウステッドは、魔法学校きっての落ちこぼれだった。
――だが、それは才能がないからではない。
むしろ逆だった。
ルナの魂は、人間の身体では支えきれないほど巨大だったのである。
そんな彼女に提示された解決策はただ一つ。
「悪魔になればいい」
人間の身体で駄目なら、人間をやめればいいじゃない!
そうして行われた悪魔化の儀式。
蝙蝠の翼。
蜘蛛の脚。
百足の下半身。
見るもおぞましい怪物へと変貌し、落ちこぼれ少女はついに魔法を手に入れた!
――しかも。
「私……『大悪魔』っていうのになっちゃったみたいです」
悪魔の最高位。
人知を超えた力を持つ、規格外の怪物。
そんな存在になってしまったルナが、まず何をするのかというと――。
普通に学校へ行きます。
だって悪魔になったからって、悪いことをしなきゃいけないわけじゃない!
そもそもこの世界の悪魔はそんなんじゃない!
友達を作って、魔法を勉強して、困っている人がいれば手を差し伸べる。
時には騒動に巻き込まれ、時には自分から首を突っ込みながら、今日もルナは大忙し。
落ちこぼれから最強の悪魔へ。
だけど中身は、お人好しな女の子のまま。
これはそんな彼女が、人間と悪魔の間を行ったり来たりしながら、自分なりのやり方で生きていくお話。